すべての人に健康と福祉を

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ワーキングメモリが誘導する注意ダイナミクスの解明
  • 人間環境学府 行動システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 11 住み続けられるまちづくりを

車を運転中に何かを探す際には,その物体の特徴を頭の中で想像してから探すだろう。しかし,ターゲットに注意を惹かれると,交通事故を起こしやすい。このような危険を回避するには,適切に目標を探す方法を理解する必要がある。したがって,注意と密接に関連しているWMを理解することが重要である。WMとは,作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力である。WMによって引き起こされる注意誘導効果は目標を見つけ [...]

酸化脂質をターゲットとした未熟児網膜症血管新生のメカニズム解明
  • 薬学府 臨床薬学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

未熟児網膜症は、異常血管新生によって生じる網膜障害である。一方で、網膜は脂質が豊富かつ直接酸素に暴露される組織であるため、脂質の連鎖的な酸化反応である脂質過酸化反応が生じやすい。そのため本疾患の患者において、脂質過酸化反応によって生成される酸化脂質の代謝産物が検出されている。さらに、脂質の最終産物の一部に、血管新生促進作用があることも報告されている。 そこで私は脂質過酸化反応によって生じる酸化脂質 [...]

1920〜1940年代上海における衛生運動 ——民衆教化の場としての学校に着目して——
  • 人間環境学府 教育システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに

本研究は、1920〜1940年代上海で展開されていた衛生運動(Hygiene Campaign)が、民衆に衛生知識・習慣を教化しようとした過程を、学校が衛生運動に関与した実態に注目しながら明らかにするものである。上海の市立小中学校の校長・教員・生徒が、衛生運動の実施中に掃除や講演などの活動に参加したことを分析することで、学校はいかに衛生運動に組み込まれたか、民衆教化のために学校は如何なる機能を果た [...]

マイクロギャップ離開に起因するインプラント周囲骨吸収のメカニズムの解明と抑制法の確立
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

インプラント補綴おいて、適切にコントロールされた咬合が付与されていない場合、機能負荷開始後、早期に過度な応力により周囲骨が吸収する症例が問題となる。撤去後の所見からこの骨吸収には感染の影響も少なからず含まれているが、力と感染の相関は未だ明らかになっていない。 今回の実験ではインプラント周囲の骨吸収を惹起する感染に大きな影響を与えると言われている「マイクロギャップ」に注目した。荷重による金属のひずみ [...]

ニワトリ砂嚢平滑筋の細胞系譜の解明
  • 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 12 つくる責任つかう責任

平滑筋組織は、血管、消化管、気管、泌尿器管等の中膜に位置し、緩やかな収縮、弛緩のサイクルや弾性を維持することで管内を通る物質の運搬に寄与する。しかし、平滑筋組織が恒常性を維持できず、上記の機能を喪失することがある。これは、当該分野の大きな問題点の一つであり、代表例にアテローム性動脈硬化症と呼ばれる慢性進行性炎症性疾患が挙げられる。これは、世界中で主要な死因の一つである。よって、平滑筋組織の恒常性を [...]

体罰・暴力等の不適切なコーチングの解消に向けたカウンセリング的・セラピューティック態度の研究:コーチングの育成行動との比較から
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに

近年,本邦において発生した一連の不適切なコーチング事案(例:高校運動部の体罰,柔道女子日本代表の暴力事件)を受け,文部科学省副大臣の下に「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)」が設置され,同タスクフォース報告書内(2013)では,コーチング研究の推進とその知見の体系化及び共有化,国際的動向の情報収集と発信についての提言がなされた。加えて,文部科学省(2017;2018; [...]

内受容感覚に着目した大学生の不完全感による強迫的な行動への心理学的支援の開発
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

大学生の強迫的な行動が不適応につながるとされており(福田,2007),強迫的な行動の中でも特に,不完全感と呼ばれる感覚現象によって強迫的な行動が引き起こされる場合,介入が難しいことが指摘されている。そのため,本研究では内受容感覚と呼ばれる身体内部感覚に着目することで,不完全感によって生じる強迫的な行動への新たな支援の開発を目指す。

ミクログリアを介した樹状突起スパイン形成と統合失調症の関係
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

1. 研究背景と目的/Research Background and Purpose ミクログリアには大きく分けてラミファイド型・M1型・M2型という3種類のサブタイプがあることが知られており、ラミファイド型は静止型ミクログリア、M1型・M2型はまとめて活性化型ミクログリアと呼ばれる。炎症性のM1型・抗炎症性のM2型は神経細胞がダメージを受けたときなどの病態時に変化する状態とされており、貪食やサイ [...]