アルツハイマー病の新規治療戦略としてのミクログリア自食作用促進を目的としたGPRC6Aシグナル経路の標的化 歯学府 歯学専攻 GPRC6Aの過剰発現によるin vitro実験と、AlphaFoldによる分子シミュレーションを組み合わせて、リガンドによる下流シグナルの比較・検討を行う。ドラッグ・リポジショニングを活用し、GPRC6A阻害剤候補を同定し、ADへの介入戦略の確立を目指す。
人工PPRタンパク質を用いた翻訳制御ツールの開発 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 ポスト・ゲノム(DNA)編集として、RNAを操作するトランスクリプトーム編集が注目され始めている。当研究室は、PPR(Pentatricopeptide Repeat)タンパク質のRNA認識機構を解明し、任意の配列に結合する人工RNA結合タンパク質の設計、トランスクリプトーム編集への利用、医療応用を進めている。本研究では未だ知見が少ない「翻訳制御」に着目し、同技術の動物培養細胞、動物個体への適用を [...]
ゼブラフィッシュを用いた希少頭蓋顔面疾患ナージャー症候群の病因解明研究 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 ナージャー症候群(Nager Syndrome:NS)は、スプライシング因子3bサブユニット4(SF3B4)の変異によって引き起こされる稀な発生異常疾患であり、頭蓋顔面および四肢の形成異常を特徴とし、患者の生活に大きな負担をもたらす。ゼブラフィッシュはヒトと高い遺伝的相同性を有することから、疾患研究に広く用いられており、アルツハイマー病をはじめとするいくつかの疾患の発症機構解明において大きな進展が [...]
Extended Reality技術に基づく⼈間中⼼設計における遠隔同期型エスノグラフィー⽅法論の構築 芸術工学府 芸術工学専攻 近年、パンデミックや地政学的リスクの高まりにより、国際協力や地方創生における現地調査の実施が困難となるケースが増えている。こうした背景から、ビデオ会議やExtended Reality技術(仮想現実や拡張現実、複合現実の総称、以下XR)を用いた遠隔協力技術の活用が進む一方で、人間中心設計において重要な手法であるエスノグラフィーのXR環境下の遠隔化にあたっては、非同期の情報交換、共感形成効果の不明瞭 [...]
エネルギーシステムにおける持続可能な開発と環境保護を推進するためのエネルギー政策とエネルギー正義の枠組みのダイナミクスを探る 工学府 機械工学専攻 本研究は、エネルギー政策と社会正義の交差点に着目し、学際的なアプローチを通じて持続可能な開発目標の推進を目指します。文献レビュー、データ分析、そして包括的なエネルギー転換を促進する統合モデルの構築のためのフレームワーク開発を行います。高度な計量経済学的手法を適用することで、本研究は理論的議論を強化し、政策立案者への実践的な指針を提供します。また、社会的に疎外されたコミュニティのエンパワーメント、市 [...]
Hericenone C isolated from the fruiting body of Hericium erinaceus (Yamabushitake) with neuroprotective effects -telomere genesassociated with the Alzheimer’s disease aging cluster based 生物資源環境科学府 環境農学専攻 Mushrooms are rich in a large number of natural biologically active compounds that are beneficial to the human body and have been used by humans as food and medicine for thousands of years, they are a [...]
がん進展におけるクエン酸回路脱線経路活性化による抗酸化システムの制御 歯学府 歯学専攻 細胞代謝の活性化は、増殖活動のアクセルとなると同時に、活性酸素の発生を伴うことで細胞老化が促進されるため、細胞の生存においては諸刃の刃となりうる。これまでに、がん細胞の活発な増殖活性を支えているのは、正常細胞よりも強化された抗酸化システムの存在であることがすでによく知られている。 近年、クエン酸回路から脱線した代謝経路や、その結果産生される化合物の存在が注目を集めつつある。しかし、その存在意義や生 [...]
近接連星形成およびジェットとアウトフローの駆動に関する研究 理学府 地球惑星科学専攻 宇宙に存在する星の大半は連星系や多重星系の一員として誕生することがわかっているが、その過程は未だ解明されていない。私はこれまでに数値シミュレーションを用いて(1)星が分裂するための環境条件、(2)連星形成過程の長時間進化計算、(3)近接した連星の形成と磁場の効果によるJet/Outflow駆動の関係性について研究を行ってきた。これらの結果をもとに、現在はより現実的なモデルを構築するため、(4)磁場 [...]