Selenoprotein Fの歯の発生における機能の解明 歯学府 歯学専攻 エナメル質の形成不全はエナメル質の石灰化が不十分になる症候群で、比較的よく見かける症状であり、歯質がもろく、齲蝕になりやすいなどの問題がある。エナメル質の形成や石灰化についての詳細な分子機構は良く分かっておらず、治療する方法や薬剤は開発されていない。歯の発生は口腔上皮が肥厚し間葉組織へ陥入することによって開始され、上皮と間葉組織からなる歯胚が形成される。陥入した上皮細胞は、接する間葉組織との相互の [...]
利用者の実態から見る公共図書館の機能と役割 人間環境学府 人間共生システム専攻 本調査は、文化人類学で導入されている利用者の視点や課題解決のためのデザイン思考の観点を取り入れた近年の国内外の研究を参考に、公共図書館の利用者の実態をエスノグラフィックな調査で明らかにするものである。そこから利用者のニーズやそれにふさわしい図書館の機能、また今後の図書館がどのよう場として展開しうるかを検討するものである。
大脳皮質形成における発生段階依存的な神経幹細胞の運命決定機構の解明 医学系学府 医科学専攻 哺乳類の脳皮質形成において、神経幹細胞の運命は胎生中期にニューロン、後期にアストロサイトなどのグリア細胞へと劇的に転換する。この重要な過程は、細胞内在性のエピジェネティクス機構により厳密に制御され、発生段階ごとの特徴的なエピゲノムにより規定される、転写因子の結合領域制御が細胞運命を決定するが、エピゲノム動態の時間的推移を制御する分子基盤には未解明な点が多い。これまで広く用いられてきたバルクシーケン [...]
歯科矯正用アンカースクリューにおける患者別3次元不均質性骨モデルを用いた有限要素解析の臨床診断への応用 歯学府 歯学専攻 【研究の背景】 歯科矯正用アンカースクリュー (以下、スクリュー)は患者の協力を必要とせず絶対的な固定を実現できるなど多くの利点があり、現代矯正歯科治療の主役の一つであるといっても過言ではない。スクリューの成功率は80%前後との報告があり、脱落因子として患者性質・埋入方法・スクリュー形状など様々な因子が挙げられてはいるが、スクリューの脱落を予測することは未だ困難であるというのが現状である。 [...]
PPATを阻害標的とした小細胞肺がんに対する新規的かつ効果的治療薬の創出 医学系学府 医学専攻 小細胞肺がんに対する標準治療は1985年に認可されたシスプラチンを主体とした化学療法である。それから約30年以上経過した現在に至るまで、小細胞肺がんに対する特異的かつ効果的な治療薬は開発されていない。そのため、小細胞肺がんにおける新規治療法の樹立が待望されている (Koinis et al., Transl. Lung Cancer Res. 2016) 。このような背景から、所属する研究室が次世 [...]