仏領インドシナにおける公衆衛生史 −コーチシナの感染症対策に着目して−
- 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
グローバル化が進展している現代、国境を越えるヒトやモノ、カネ、情報の流れが増大し、世界はテロ、麻薬や武器の取引、人身取引などの越境犯罪、感染症など、国や地域の境界を越えて人々の安全や生命を脅かす課題に直面している。特に感染症は医学が発展した現代においても人類の脅威となっていることは、新型コロナウイルス感染症の流行などからも明らかである。 西洋で科学としての医学が発達し始める時期は、同じく西洋による [...]
研究キーワード
- 仏領インドシナ
- 医療史
- 公衆衛生史
- 植民地史