エネルギー代謝疾患に対するクエン酸回路の新たな役割の解明
- 歯学府 歯学専攻
エネルギー代謝疾患(肥満や2型糖尿病等)の罹患者数は、世界規模で年々増加し、合併症発症や医療費増大などの問題が生じているが、これは、ヒトのエネルギー代謝機構が、近代のエネルギー需給バランスに適応できていない可能性を示唆するものである。 一方、クエン酸回路は、1937年に発見されて以来、酸素呼吸を行う生物の好気的代謝における最重要反応経路として知られているが、エネルギー代謝疾患に影響を与えるクエン酸 [...]
研究キーワード
- クエン酸回路
- エネルギー代謝
- SDGs
- 低炭素社会