平和と公正をすべての人に

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ガーナ南西部から復元する古原生代の深海底堆積環境
  • 理学府 地球惑星科学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 16 平和と公正をすべての人に

今から約22億年前に形成された地質体がガーナ南西部に分布する。この地質体は西アフリカに広く分布しBirimian帯と呼ばれる。私がBirimian帯で重要視するのは、約22億年前の海洋島弧火山列がプレートテクトニクスにより複数衝突して形成されたという点と、その過程で当時の火山島から海底までの地層が現在の陸上に表れている点である。さらにもう一つ重要な特徴は22億年前という時代背景であり、これは古原生 [...]

戦後日中関係の冷戦史的再検討
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究は、日中の非政府アクターがトランスナショナルな活動を通じて冷戦的対立構造を乗り越え、日中交流ネットワークを構築した過程を明らかにするものである。具体的には、①戦後日中関係構築における非政府アクターの位置づけ、②非政府アクターによる国際的活動を通じた日中交流ネットワークの形成過程、③アジア冷戦の緩和に向けた超陣営的なネットワークの役割という三つの課題を取り上げ、冷戦研究の視点から日中関係を多角 [...]

ジョン・エヴァレット・ミレイの対作品:同時代の受容に関する研究
  • 人文科学府 人文基礎専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究では、19世紀の英国美術を代表する画家ジョン・エヴァレット・ミレイ(Sir John Everett Millais, 1829–96)の絵画について、二枚の絵で構成される対作品という形式に着目し、同時代の展示と批評から対作品の受容を検討している。ミレイが画業を通して制作した対作品は、画家自身の構想力による二つの画面によって観者の鑑賞体験をより豊かにしたことに加え、コレクターの購買意欲を刺激 [...]

漢字に対する美的認知メカニズムの解明
  • 人間環境学府 行動システム専攻
  • 08 働きがいも経済成長も
  • 16 平和と公正をすべての人に

美について研究では,知覚過程と芸術史の議論の二つに大きく分類され,単独の学問領域では捉えきれない。知覚過程に着目する実験美学は研究目的に合わせて調整可能な図形を用いる場合が多い一方,芸術の精神的価値を重視する研究は,芸術品そのものを対象として研究を行う。しかし,図形は芸術品より扱いやすい利点をもつ一方,芸術品にしか伝えられない意味を欠いており,研究結論の適用範囲、また美的認知過程に全面的に当てはま [...]

「周辺」から読む列島弥生社会展開プロセスとその意義
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 05 ジェンダー平等を実現しよう
  • 16 平和と公正をすべての人に
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

多様なアイデンティティの基盤構築、「地球市民」としてのアイデンティティ形成、又は既存権力関係の相対化を目指し、「社会進化の一般性・特殊性」に着目することで上記への貢献を目指す。具体的には多様な意味での周辺性を有する「東日本弥生社会」という時空間構造を土器・集落・その他インフラ動態の復元とそれら相互の相関関係のパターン化作業によって復元するとともに、列島内諸地域間の比較、或いは鉄器時代ブリテン島との [...]

前訴判決によって確定された事実が有する効力の考察について
  • 法学府 法政理論専攻
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 16 平和と公正をすべての人に

日本民事訴訟法において、当事者の裁判を受ける権利を保障することを前提に、如何なる判決の効力を構想すれば、不要な司法資源の浪費を避けることができるか、又はその効力を実現するために、前訴においてどのような手続が必要かを検討する。この判決および審理手続の総合的調整のための具体的な検討対象として、日本法における詐害防止参加および第三者再審制度、ならびに中国における第三者再審及び第三者取消訴訟制度を取り上げ [...]

戦後史のなかの山田耕筰
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究は、山田耕筰(1886~1965年)とその作品の受容から、戦後社会と音楽の関わりの一端を解明することを目的とする。そのために、以下3つの方法を採る。 山田の言説を同時代的な音楽史の文脈のなかで検討する。 戦後社会で築かれてきた山田像を、研究や評伝等での記述内容の取捨選択、分析方法レベルから検討する。 山田の代表作、《赤とんぼ》が戦後社会や映画などの物語のなかで持たされてきた意味を検討する。