平和と公正をすべての人に

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慣習における規範性の分析——認知科学と集団における行為の観点から——
  • 人文科学府 人文基礎専攻
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

私の研究は、慣習における規範性を集団的行為によって説明する新たな立場の構築を目指すものである。具体的には、大型類人猿とヒトの幼児の比較研究を行っている認知心理学者のマイケル・トマセロの研究や進化ゲーム理論による生物の慣習分析を、マーガレット・ギルバートの社会的慣習論へ接続することを試みます。

マウス表皮におけるストア作動性Ca2+ 流入の役割の解明
  • 歯学府 歯学専攻
  • 16 平和と公正をすべての人に
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

近年、細胞内Ca2+ 濃度調整機構であるストア作動性Ca2+ 流入(SOCE)に変異の認められた患者で免疫不全、筋力低下、低石灰化型エナメル形成不全症といった所見がみられ、SOCE関連分子であるSTIMの異常が外胚葉異形成症の新たな原因であると考えられるようになった。本研究は、上皮特異的にStim1とStim2を欠失させたコンディショナルノックアウトマウスを用い、表皮におけるStimの機能を解析す [...]

ハインリヒ・マン文学におけるニーチェ受容
  • 人文科学府 言語・文学専攻
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究では20世紀ドイツの作家ハインリヒ・マン(1871-1950)におけるニーチェ哲学の受容を網羅的に分析する。 ニーチェの哲学は19世紀末以降のヨーロッパにおける文学のみならず、政治にも多大な影響を与えている。例えば、当時のニーチェ受容に見られる、新たな時代・新たな世界を希求する「第三の国」Das dritte Reichの思想が挙げられよう。もともと聖書の「ヨハネの黙示録」解釈に始まるこの思 [...]

口腔扁平上皮癌の腫瘍免疫におけるB細胞の関与と腫瘍抗原の同定に関する研究
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に

口腔扁平上皮癌治療において、近年、PD-1抗体に代表されるように、免疫チェックポイント阻害薬などの腫瘍免疫を利用した治療法が臨床応用されている。免疫チェックポイント阻害薬は、主にT細胞を標的とした治療であり、これらのT細胞の活性化を誘導することで腫瘍の縮小を狙う。一方で、B細胞の腫瘍免疫における役割はほとんど分かっていない。 口腔癌患者の手術の際に切除した組織の一部を用いてsingle cell [...]

紛争後平和構築の倫理――自己観と共生観の考察――
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に

 私たちは他者との繫がりによって生きている存在である。残忍な紛争が終わった「後」を生きる人々について考える時、このような前提は考慮に値しないのだろうか。人々の「繫がり」たるものが対立の要因であったならば、「繫がり」からの脱却が唯一の解決策なのだろうか。 今日世界では、国家間の対立だけでなく、民族や宗教の対立により数々の紛争が生じている。そして紛争終結後には、国連などの国際機関が現地での平和構築を主 [...]

経頭蓋電気刺激による 語処理の神経基盤の解明
  • 人文科学府 言語・文学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究は、語の構造や意味理解に伴う脳活動と語処理の神経基盤の因果関係の解明を目的とする。神経言語学の研究では、脳活動の解析から言語処理と脳活動の関係 (相関関係) の検証しかされてこず、これらの因果関係を証明できない問題があった。本研究では、脳活動を変調させる経頭蓋電気刺激を導入し、言語処理への影響を評価する。これにより、既存の研究ではアプローチできない脳活動と言語処理の因果関係の検証を試みる。

性別と精神的暴力に焦点を与えるデートDVに関する啓発メディアの開発
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 05 ジェンダー平等を実現しよう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 16 平和と公正をすべての人に

デートDVの防止啓発において、多くの啓発メディアは啓発対象の性別を分けずに作られ、また、精神的暴力を判断する尺度は明確されていないため、内容によって人々の捉え方が大きく異なるという問題がある。本研究では、大学生を対象としたデートDVの防止啓発を目的に以下の3点を実施する。①男女別の精神的暴力に関する暴力観を明らかにすること。②多様な芸術表現を用いて、啓発メディアを開発すること、③従来のパンフレット [...]