新規培養系による卵細胞質のサイズを決定する分子機構の解明 医学系学府 医学専攻 細胞のサイズはゲノムの倍数性と相関があるものが多い一方で、例外も存在する。哺乳類の卵子は他の細胞よりも大型であり、またそのサイズは細胞機能と密接に関係していることが知られているが、これまで異数性の卵子を得ることが出来なかったため、その相関性は未知のままである。 近年我々はES 細胞の倍数性を維持したまま直接的に卵子様細胞を誘導する培養系を開発した。そのため、様々な倍数性由来の卵細胞質を作成すること [...]
Visualization of Healthcare Data for Busy Doctors in Developing Countries to Make Efficient Clinical Decision システム情報科学府 情報理工学専攻 Developing countries are struggling to provide basic health care services with their limited resources including medical doctors. This research will study and propose an efficient mechanism to collect [...]
上肢外骨格型パワーアシストロボットの認知アシストに関する研究 工学府 機械工学専攻 認知能力が低下している高齢者と障害者の独立な生活を支援するため,食事動作を対象とする認知アシスト技術に取り込んでいる.食事をする際に,認知能力の低下による不適切・不安全な動作を生じる可能性がある.既存の技術では,外骨格ロボットによる上肢動作を調整することで食器までの道具先端の位置軌道を修正することができるが,道具姿勢(空間における道具の把持角度)を考慮していない.そこで,博士課程における研究では食 [...]
単結晶シリコン/多結晶ゲルマニウムスズから成るモノリシック三次元積層デバイスの実現 総合理工学府 総合理工学専攻 本研究では、モノリシック型三次元集積回路の実現に向けて、単結晶シリコン基板と多結晶ゲルマニウム(Ge)およびゲルマニウムスズ(GeSn)薄膜による積層型CMOSを開発する。Geは、「高い正孔移動度」を有しており、p型トランジスタに適している。また、結晶化温度が低いため、Si上にn型トランジスタ(FET)を形成した後でもその上に結晶成長が可能である。私はこれまでに「絶縁基板上へのGe(Sn)の低温結 [...]
帝国日本の文化事業政策と日中外交 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 第一次世界大戦後、高揚する中国ナショナリズムと日中関係悪化への対処を迫られた帝国日本は、アメリカなど列国が中国主要都市で行った文化事業政策を模倣し、外務省主導による「対支文化事業」(1923-1941)を実施した。しかし、同政策は「満洲国」建国まで日本の大陸政策の要であった満洲を対象とするものではなかった。また、南北二大勢力に分裂していた中国情勢に同政策がいかに対応したのか不明のままであった。本研 [...]
加齢によるインプラント周囲何組織封鎖への影響:ラパマイシンの治療的可能性を考える 歯学府 歯学専攻 インプラント治療においては年齢による治療制限はないものの、高齢者へのインプラント治療は生体機能の老化や治癒能力の低下による影響を受けるため、若年者と比較し成功率は低下するといわれている。そのため高齢者へ安全にインプラント治療を行い、その成功率を高めることができるようになれば、国民の口腔関連QOLの上昇や長期的な健康維持に寄与できると期待される。 インプラントの成功率に深く関与するイ [...]
LHC, ATLAS実験における荷電レプトンフレーバーの破れを伴った𝜏 → 3𝜇崩壊過程の探索 理学府 物理学専攻 本研究では、素粒子標準模型 (以下、「標準模型」という)において禁止されている荷電レプトンフレーバーの破れ(Charged Lepton Flavor Violation、以下「CLFV」という)を伴う過程の一つであるタウレプトン (以下、「タウ」という)が3つのミューオンに崩壊する過程を探索する。大型ハドロン加速器 (Large Hadron Collider、以下「LHC」という)における陽子 [...]
グリオブラストーマの新規がん幹細胞性増強機構の解明 薬学府 創薬科学専攻 悪性度が極めて高いグリオブラストーマ(GBM)に着目し、mRNAアセチル化修飾によるJumonji and AT-Rich Interaction Domain (JARID2)の発現亢進ががん幹細胞性亢進によるGBM悪性化に関与することを明らかにした。さらなる解析により、JARID2ががん幹細胞性制御遺伝子(CSG)発現亢進を介することも見出したが、その発現制御メカニズムはこれまで報告されている [...]