⽋陥をもつ⾼次元量⼦多体系の解析 理学府 物理学専攻 共形場理論(CFT)は量子多体系や量子重力を統一的に理解する枠組みであり、共形ブートストラップ法は強結合系の有力な解析手法である。しかし解析的手法は主に2次元に限られ、3次元以上への拡張は未解明である。本研究は熱的EFTを用い、境界や不純物を表す欠陥を含むブートストラップ方程式を高次元へ拡張し、現実の多体系に現れる普遍構造と欠陥特有の豊かな性質を解析的に解明することを目指す。
含酸素動的面不斉分子の設計、合成とDYAISNによる光学活性体の調製 総合理工学府 総合理工学専攻 炭素中心性不斉を有するキラルアルコールやキラルエーテル, キラルケトン, キラルカルボン酸・エステル (以下, 含酸素中心性不斉分子) は生物活性物質や機能性材料, あるいはそれらの素子として重要である. それ故に含酸素中心性不斉分子の光学活性体を得るために従来から膨大な努力が払われてきた. それら従来法は①光学分割法と②不斉合成法に大別される. これに対して,当研究室では③動的不斉誘起法: Dy [...]
トリプチセンを土台とした触媒反応場の構築 総合理工学府 総合理工学専攻 プロペラ型のトリプチセンは剛直な分子骨格をもち、機能性分子への利用が期待されている。近年、所属研究室ではイノラートとシリルベンザインを反応させると置換基が同一方向に向いたsyn置換トリプチセンをワンポットで合成できることを見出した。本研究では、この合成法を基盤に、トリプチセンの置換基に囲まれた分子空間を化学反応場として利用することで、触媒空間をはじめとする機能性空間の創製へと展開することを目的とす [...]
miR-1260b による小胞体ストレス応答を標的とした歯周炎抑制効果の検証 歯学府 歯学専攻 間葉系幹細胞(Mesenchymal stem cell:MSC)は、細胞治療の代表的なツールとして知られている。MSCの分泌物であるエクソソーム(Exosome)は microRNA(miRNA)を豊富に含んでいる。miRNAは標的の遺伝子の制御に働き、治療効果を担うことが明らかとなった。私たちのグループは、過去に、採取が容易な歯肉幹細胞 (GMSC)由来エクソソーム内包miR-1260bの歯 [...]
自己組織化ハイブリッド多孔体による超高熱流束除熱への挑戦 工学府 機械工学専攻 近年高発熱密度化する電子デバイスの画期的な冷却手法として,沸騰冷却の利用が切望されている.特に,冷却システムによる電力消費を抑えることで,エネルギーロスやCO2排出量を大きく削減できる.そこで,世界トップクラスの冷却性能を持つ新提案の多孔質体を用いて冷却限界を向上させ,前人未踏の域の超高熱流束除熱を達成する.さらに,その向上メカニズムを明らかにすることで,これまであまり議論されてこなかった,瞬間的 [...]
FinancialChain: A Privacy-Preserving, High Performance Financial System Based on Consortium Blockchain システム情報科学府 情報理工学専攻 Due to its decentralization, traceability, anti-tempering, and other characteristics, blockchain technology has important application value in the financial field. However, blockchain still has seriou [...]
量子計算を用いた微分方程式ソルバー 数理学府 数理学専攻 微分方程式は理学・工学・経済学などあらゆる分野で用いられている。ここではこれらの微分方程式の数値解を量子数値積分アルゴリズムから求めることを考える。このアルゴリズムでは、従来の数値積分法であるモンテカルロ法と比較して2乗の速度向上が見込まれている。本研究ではプログラミング言語pythonとIBM社の量子計算パッケージのqiskitを用いて、微分方程式ソルバーを開発する。また、qiskitはIBM社 [...]
ナノレベル半自発剝離に基づくマクロな水素脆化挙動の解明 工学府 機械工学専攻 析出物界面におけるナノの半自発的剝離現象を基にマクロな水素脆化挙動を解明するために、Al-Zn-Mg合金における水素脆化発生基準(局所的な水素濃度・応力)を明らかにすることを目的とする。研究計画としては、放射光X線トモグラフィーによる破壊挙動の3D/4Dイメージングと、イメージベースの3D多結晶モデルを用いたシミュレーションとを組み合わせ、破壊領域における局所的な水素濃化挙動の評価と、破壊基準の統 [...]