電界を触媒とした電気二重層内における化学反応の開拓 総合理工学府 総合理工学専攻 電界(電場)を分子に印加すると、基底状態と反応系の遷移状態の双極子モーメントと相互作用することで反応性に影響を及ぼすと考えられている。計算科学の観点から、1~10 V / nmの電場が反応の活性化障壁に対して数kcal /mol程度影響を与え、室温での反応速度を数桁変化させることができると示されている。したがって、電界を印加することで分子の基底状態や遷移状態のエネルギーを制御することができれば、望 [...]
食器相・食事様式の変容からみた律令国家形成過程 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 古墳時代後半期から奈良時代初頭は日本列島における律令国家の形成期であり、地方支配体制が大きく変動する時期である。人々の生活様式にも変化が見られ、中でも食事様式とそれを構成する食器相の変容が指摘されてきた。しかし地方における変容の実態は不明な点が多い。本研究では、食器である土師器・須恵器の使用時の様相を示す消費形態と、使用に至るまでの生産・流通体制について、文献史学や地球科学と連携して検討し、変容の [...]
Development of a New GIS-based Assessment Model for Slope Hazard Mapping 工学府 土木工学専攻 Data from 1945 to 2019 show that the average number of annual fatalities caused by landslides in Japan is estimated at 162.6 people. Landslides that occur in watersheds are frequently located in the u [...]
カラーキャラクタイラスト制作支援のための線画の自動着色 芸術工学府 芸術工学専攻 カラーキャラクタイラストは本の表紙やポスター、キャラクタグッズ等の様々な場面・場所で用いられている。カラーイラストの制作はラフ画によってポーズを決め、ラフ画を元に線画を作成し、線画を着色することで制作される。この時、着色作業に多くの時間を要する。そこで本研究では、この着色作業を自動化することでカラーイラスト制作にかかる時間を短縮し、作業者の負担軽減を目指す。本研究では、着色時に表現される瞳の詳細や [...]
親水性基襷掛け構造を有する水溶性有機発光ラジカルの創製 総合理工学府 総合理工学専攻 大気下安定な発光性の有機ラジカルは赤-近赤外発光を示しやすい、常磁性分子であるなどの理由から有機EL、蛍光イメージングやMRI(磁気共鳴イメージング)といったバイオイメージング、磁性材料、量子材料など多岐にわたる分野での応用が期待されている。本研究では、親水性置換基が発光ラジカルを覆うような構造を持ち、水溶性かつ高効率発光を示す水溶性有機発光ラジカルを新たに開発することで、バイオイメージングや発光 [...]
自己駆動粒子の実効粒子サイズに着目した自己組織化現象の粒子シミュレーション 理学府 化学専攻 自己駆動粒子とは、動物や分子モーターなどのような、自らのエネルギー消費によって移動できる粒子を指す。鳥の群れや微生物のクラスターなど、この自己駆動粒子は集団になると、局所的に凝集、また進行方向を合わせるなどのような自己組織化現象を示すことがある。自己駆動粒子による自己組織化現象は、平衡系における結晶化現象と似た挙動を見せるが、自己駆動粒子系では常にエネルギーの注入や散逸が起こる為、平衡系での理論を [...]
がん関連認知障害に対する漢方由来成分の有効性に対する基礎研究 医学系学府 医学専攻 がんは日本人の死因の第一位である。近年、がんの治療成績は長足の進歩を遂げているが、がんに関連した認知機能障害 Cancer-Related Cognitive Impairment (CRCI) の研究は遅れている。CRCIは集中力の低下や記憶障害、不安や抑うつなどが特徴であり、がん患者の半数以上に認められる。本研究では、がん細胞株を移植したCRCIモデルマウスに、漢方の有効成分の一種である配糖体 [...]
環境調和型パラジウム‐ニッケル合金めっき液の創製 工学府 物質プロセス工学専攻 In the present study, an acidic palladium-nickel alloy plating solution was prepared with ethylenediamine as the complexing agent, and the physical properties of the alloy plating layer were investiga [...]