Gタンパク質共役受容体とアンタゴニストAA92593の複合体構造とダイナミクスの解明 総合理工学府 物質理工学専攻 メラノプシンは、概日リズムの調整や瞳孔反射などの非視覚的な光受容に関与する特異なGタンパク質共役受容体(GPCR)である。レチナールの異性化によって活性化が引き起こされるが、アンタゴニストAA92593はレチナール結合ポケットに選択的に結合することで、メラノプシンの活性化を阻害することが知られている。しかし、その分子メカニズムについては明らかになっていない。 本研究では、この阻害の分子メカニズムを [...]
光渦発生のための回折格子集積型インクジェットプリントマイクロディスクアレイの研究 システム情報科学府 電気電子工学専攻 回折格子を集積した導波路結合インクジェットマイクロディスクアレイに異なるモードがあってOAMを運ぶ光渦ビームを発生することです。これにより、量子情報処理、光情報通信分野などの応用に大きく貢献することが期待されます。
不活性炭素-炭素結合切断反応の開発 薬学府 創薬科学専攻 炭素−炭素結合切断反応は、有機化合物の炭素骨格を変換可能であるものの、結合エネルギーが高いため,活性化するには炭素−水素結合の官能基化より困難であった。炭素−炭素結合切断反応の代表的な利用例として、様々な化学および立体選択的反 応で利用されている 2-アシルイミダゾールの変換反応が挙げられる。しかし、通常 2-アシル イミダゾールの炭素−炭素結合を切断するには、メチル化試薬でイミ [...]
代数体のキャリバー・簡約イデアルの個数について 数理学府 数理学専攻 キャリバーは、整数論における古典的な対象である二次無理数や連分数展開の理論を背景に持っています。二次無理数とは二次方程式の解であるような無理数のことです。連分数展開とは、ある実数を、幾重にも重ねた分数の形で表す方法のことです。ここで顕著な結果としては、二次無理数を連分数展開すると、(無限の)繰り返し部分をもつということです。この繰り返し部分に着目することで、無限個ある二次無理数を有限個のグループに [...]
ナナフシ卵寄生蜂の生態と関連形態に関する研究 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 ナナフシ卵に寄生するセイボウ科寄生蜂を対象に,1. 両亜科の寄生行動と形態利用の比較,2. マイクロCTを用いた筋肉系の観察,3. GC/MSを用いた体表面炭化水素組成比の分析,4. 次世代シーケンサーを用いた種間関係の推定によってナナフシ卵寄生蜂の種分化機構および形態進化の解明を目指す. 1. では,カブトバチ類の頭部後方の形態や体毛の種類と密度などに着目し,ナナフシヤドリバチ亜科との寄生行動の [...]
浮体式海洋温度差発電施設の動的応答と設計手法に関する研究 工学府 海洋システム工学専攻 海洋温度差発電(OTEC)は海洋の鉛直海水温差を利用した熱機関によりエネルギーを得る発電システムである.年間を通した変動の僅かな海洋水を熱源とするため,自然エネルギーでありながらベースロード電源としての貢献が期待される.OTECの導入課題である発電コスト削減を目指し中古船を改造した出力100 MWの浮体プラントを提案する.提案施設はプラントが搭載された船体,係留,深層水取水管(CWP)などから構成 [...]
量子化学計算に基づくハイスループット創薬技術に関する研究 総合理工学府 総合理工学専攻 近年新薬開発は研究開発費及び時間的コストから実用化に至るまでが非常に難しい現状がある。一方で、未だメカニズムや治療法が確立されていない疾病や新ウイルスやその変異に対応すべく、高精度かつ高効率な解析・創薬技術が求められている。本研究室で開発されてきた量子化学計算手法(Elongation法)を基礎に、生体高分子の全系を高速かつ高精度な量子化学計算による解析と薬剤スクリーニングを可能にするよう独自に手 [...]
意味表示を持つ言語生成システムの構築と文構造の多様性の検証 人文科学府 言語・文学専攻 本研究の目的は、意味表示を持つ各語彙を組み合わせて文を作る言語生成システムの構築である。意味表示を明示しつつ文構造を考えることによって、構造と意味の両方の側面から研究するという言語研究の本来の姿に繋がる。しかし、言語生成システムの構築のためには、存在し得る多様な文構造を徹底的に検証する必要があり、手動で行うことはあまりにも困難である。そこで、コンピューターによる効率的な検証が可能となるように自動計 [...]