水を電子源とする超高選択的太陽光CO2還元反応に向けた機能性材料の創製 理学府 化学専攻 人工光合成はカーボンニュートラルを実現する理想的な反応であり、注目を集めている。 我々はCoポルフィリン触媒を修飾したTiO2電極を用いて、水溶液中における光電気化学的CO2還元反応を高選択的に駆動することに成功してきた。しかしながら、ファラデー効率は80%前後であり、改善の余地がある。 本研究では、光電気化学的CO2還元反応の効率向上に向けて、CO2還元反応を駆動できる新規光増感剤の開発を行う。 [...]
共創を生み出す図書館のラーニングコモンズに関する研究 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 本研究では、ラーニングコモンズを3つの異なる方面から再定義する。最下層では、文献調査、ケーススタディ、アンケート調査により、大学における図書館の内部空間として定義されるラーニングコモンズに対し、異なる背景を持つユーザーのニーズーを収集し、さまざまなサービス(ワンストップを含む)を整える空間パターンを抽出する。その後、中間層では、キャンパス内のユーザーに学際的なコミュニティを提供する全体的な図書館を [...]
高速道路合流区間における運転スタイル識別に基づく運転挙動に関する研究 統合新領域学府 オートモーティブサイエンス専攻 本研究では、NGSIM プロジェクトにおける実測軌跡データを踏まえ、サポートベクターマシン(SVM)及び最適化された K-means クラスタリングアルゴリズムを用いて運転スタイル識別モデルを構築し、運転スタイル評価係数を用いて離散的なクラスタを定量化分析する。さらに、二項Logit モデルに基づいて異なる運転スタイルを持つ運転者に対する合流パターン選択の違いおよび車両間の相互作用を表現できる車線 [...]
名画とユーザーの個別色彩スタイルを融合したAIベース配色提案システムの研究 芸術工学府 芸術工学専攻 本研究では、名画の色彩特徴とユーザー自身が好きな色彩スタイルを組み合わせたAIベースの配色提案システムを開発する予定です。現在、デザイナーやアーティスト、ファッション業界の専門家にとって、配色の重要性は非常に高いですが、市場に存在する自動配色ツールは、ランダム性や論理的根拠の不足が課題となっています。この点を解決するために、私たちは芸術的な要素を取り入れた個別化された配色提案の開発を目指しています [...]
大規模言語モデルによる量子プログラムの生成と修復 システム情報科学府 情報理工学専攻 量子コンピューティングの進展に伴い、量子プログラムの記述と保守はますます複雑化しています。これは、高いプログラミングのハードルや頻繁なエラーが原因であり、意味的バグ、ゲートの設定ミス、プラットフォーム間の非互換性などが一般的な問題として挙げられます。 近年、大規模言語モデル(LLM)は、コード生成・補完・自動修復といった分野で顕著な能力を示しており、量子ソフトウェア開発における新たなパラダイムを提 [...]
空間的注意に対するベクションの効果 芸術工学府 芸術工学専攻 ベクションは、静止した観察者によって引き起こされる自己運動の目の錯覚を指します(右図)。視覚空間的注意には、空間内の場所に注意を向けることが含まれる。先行研究が、ベクションを知覚するには注意が必要ということを発見した。その上、注意力によってベクションが変わられることも報告された。ベクションが空間的注意にどのような影響を与えるのかはまた明らかではない。 この研究は、合計4回の実験で、2つの研究を実施 [...]
矩形波渦電流探傷試験における低周波計測の高感度化に関する研究 システム情報科学府 電気電子工学専攻 渦電流探傷試験(ECT)は、導電性材料のきずを検出できるため、導電性材料の品質保証や航空機部品の定期検査等で利用され、橋梁や道路照明柱等の高齢社会インフラの維持管理に注目されている。 ECTにおいて、周波数が高いほど、渦電流は金属材料の表面に集中するという表皮効果があるため、現在ECTでは一般にkHzからMHzの高周波を使用し、被検体の表面や表面近傍の微小きずを検出する。しかし、非破壊検査では深 [...]
ニューラルネットワーク駆動システムの信頼性保証のための可到達集合解析 システム情報科学府 電気電子工学専攻 機械学習,自動運転などの分野で有効性が示されているニューラルネットワーク駆動システムは,その内部構造の複雑さから振る舞いを正確に予測することが困難となっている.このようなシステムの信頼性を制御理論を用いて保証するための基礎研究を行う.具体的には,凸最適化問題における双対という概念を用いることで,システムの内部状態が有限時間内に取り得る領域を考察する(可到達集合解析.)