異常3⾊覚の等⾊メカニズムの定式化 芸術工学府 芸術工学専攻 「色再現」とは,異なる視覚メディア間で同じ色に見えるようにする技術である.しかし,錐体分光感度に個人差がある「異常3色覚」では,色の見え方が異なり,広色域ディスプレイでの色の違和感が問題となる.さらに,理論上,異常3色覚に対する色再現が可能であるが,実験結果と理論の不一致が生じた.本研究の目的は,異常3色覚の等色実験と錐体分光感度の測定を統合して色再現理論を見直し,多様な色覚に対応した色再現システ [...]
幕府儒者古賀家から見る学問所・情報ネットワーク 人文科学府 歴史空間論専攻 本研究では、江戸幕府直轄の教育機関・昌平坂学問所(以下「学問所」)で儒者を務めた古賀家に着目し、幕府組織内・外の双方において学問所儒者が果たした役割を明らかにする。 大学頭を世襲した林家を除き、複数代に亘って学問所儒者を務めたのは古賀家(精里・侗庵・茶渓)のみであり、その活動は学問所成立から幕府崩壊までのほぼ全ての時期と重なる。よって、彼らを分析材料とすることで、従来ほとんど明らかにされてこな [...]
核融合原型炉システムにおけるトリチウム移⾏挙動に関する研究 総合理工学府 総合理工学専攻 次世代のエネルギー源として、世界的なエネルギー需要の高騰とエネルギー環境問題を同時に解決することが、DT核融合炉には求められている。燃料となるトリチウムは天然量が少なく且つ放射性物質であることから、炉の連続運転を行うための持続的で安全なトリチウム燃料サイクルの確立が工学上とても重要となる。本研究では、将来の原型炉におけるトリチウム移行をシミュレーションすることで、各システムにおけるトリチウムマスバ [...]
マイクロフローリアクター内の混合過程の観察 理学府 化学専攻 フロー反応は、近年有機合成を精密化・高速化するプロセスであり、エネルギー効率など優れていることからグリーンケミストリーとしても注目されている。フロー反応は二つの溶液をマイクロ流路で混ぜることにより、溶液の進行に従って反応が進行する。この反応時間の正確な決定のためには、混合時間と反応時間を切り分ける必要があり、混合時間を定量化する必要がある。本研究では、化学発光の代表例であるルミノール反応を用いるこ [...]
四配位金属シアニドの複合化によるNi(II)中心の磁気転移制御 理学府 化学専攻 プルシアンブルー類縁体 (MM’(CN)6) に代表される金属シアニドは、高い設計性や幅広い機能性から広く研究が進められてきた。その機能の多様性は組成中の金属種 (M, M’) に起因したものであるとされてきたが、近年、その構造多様性も機能性に大きく影響していることが報告された。しかし、プルシアンブルー類縁体のほとんどはジャングルジム型の構造であり、構造多様性を活かした設計は困難である。一方で、四 [...]
N-混乱ポルフィリン縮環二量体の金属錯体による単分子強誘電性の発現 工学府 物質創造工学専攻 単分子強誘電体は、一分子にデータの0と1を記録することができるため、従来の強誘電体メモリの1,000倍以上の記録密度を持つ単分子強誘電体メモリが期待できる。しかし、現在報告されている単分子強誘電体では、基板上にランダムに配向してしまい、データの読み書きが不可能である。つまり、分子の分極方向と電場方向を揃えることが単分子強誘電体メモリの実用化にむけた課題といえる。 本研究目的は、分極方向の両端にリン [...]
4次元その場解析を用いた変形誘起マルテンサイト変態が寄与するき裂伝播現象の解明 工学府 機械工学専攻 本研究では、シンクロトロン放射光を用いたX線CTおよびX線回折法(XRD)を組み合わせることにより、変形誘起マルテンサイト変態プロセス・メカニズムと破壊現象を、空間的かつ時間的観点から解明することを目指す。本研究は、材料中の相変態プロセスを結晶学的情報とともに4次元で追跡し、き裂の発達挙動を同時に解析するという点で革新的であり、エネルギー貯蔵・輸送システムのコスト低減に寄与することが期待される。
Correlative study of igneous and metamorphic events along the Japanese Islands and Korean Peninsula based on the petrological, geochronological, and geochemical analysis. 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 The correlative study between the Korean Peninsula, Japanese Islands, and the Chinese continent will give us an important prospect regarding the tectonic evolution of Northeast Asia. Many researchers [...]