頭頸部癌において腫瘍進展に寄与する腫瘍関連マクロファージ 歯学府 歯学専攻 頭頸部扁平上皮癌(HNSCC)の治癒率向上や創薬を目指す上で、腫瘍微小環境(TME)の理解は必須である。特にTMEを構成する腫瘍随伴マクロファージ(TAM)は、腫瘍進展に寄与するとされ、着目されている。近年、single-cell RNA sequencing(scRNA-seq)を用いた単一細胞レベルでのRNAの網羅的解析が可能となり、TMEを構成する細胞や遺伝子発現が明らかにされている。一方で [...]
頭頸部扁平上皮癌のバイオマーカー予測のためのオンラインウェブサーバー「BPhnscc」の構築と検証 歯学府 歯学専攻 ゲノミクスの発展に伴い、特に腫瘍学の分野において、ますます多くの遺伝子発現プロファイルが公開データベースにアップロードされています。しかし、専門的なバイオインフォマティクス技術の不足により、医療研究者はこれらの貴重なデータの入手と活用において課題に直面しています。頭頸部扁平上皮癌(HNSCC)は世界で7番目に多い悪性腫瘍であり、新たな潜在的腫瘍マーカーの発見は、HNSCCの診断と治療において極めて [...]
間葉系前駆細胞2G11を起点とした筋肉内脂肪組織形成機構の解明 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 骨格筋内脂肪組織(IMAT)の異常蓄積は、肥満・2型糖尿病・サルコペニアに伴う筋機能低下に関与するが、その細胞起源や分子制御機構は十分に解明されていない。本研究では、2G11細胞を用いて脂肪分化能、白色/ベージュ脂肪細胞様表型、および関連シグナルを解析する。次に、グリセロール誘導筋損傷モデルマウスを用い、IMAT形成の時系列的変化を検証する。さらに、RNA-seqおよびパスウェイ解析により、IMA [...]
人工衛星データを用いた斜面崩壊に伴う地表変化箇所の定量的な抽出と斜面変動状況の観測 工学府 土木工学専攻 斜面崩壊は,地球物理学的,気象学的要因によって引き起こされる地形変化のプロセスであり,その原因として,豪雨や地震などの災害が挙げられる。現在,航空写真や光学衛星画像に基づく目視判読により,被災箇所を抽出しているが,天候による制限や時間と人力がかかるという欠点を有する。本研究では,天候に左右されない人工衛星データを用いて,斜面崩壊に伴う地表面変化箇所を定量的に抽出する方法を提案し,人工衛星を用いて地 [...]
情報通信技術(ICT)が資源枯渇型都市のグリーン転換効率(UGTE)を促進するメカニズムの研究 人間環境学府 都市共生デザイン専攻 資源が枯渇した都市では、資源と経済の矛盾が明らかになる。しかし、UGTEが低いため、ほとんどの都市は望ましい成果を達成していない。調査によると、ICTは経済・社会変革の推進力であるが、UGTEにおけるICTの役割やメカニズムは不明確なままである。本研究の予備調査では、ICTがUGTEを促進できることが示されている。本研究では、DEA法を用いてUGTEを評価し、パネル回帰モデルとPVARモデルを用い [...]
エナメル質誘導体における新規抗炎症タンパク質の探索 歯学府 歯学専攻 これまでの研究で、EMDの主成分であるアメロジェニンが、マクロファアージにおけるサイトカイン産生を変化させることにより、抗炎症作用を示すことが示されてきた。しかしながら、EMDにはまだ多くの未報告の分子やタンパク質が存在する。そのため、アメロジェニン単独のみでは、EMD治療に伴う複雑な抗炎症反応を十分に説明することができなかった。本研究では、最新のプロテオミクス技術を駆使して、アメロジェニン以外に [...]
TNF-α/IFN-α共刺激歯肉幹細胞由来エクソソームはCD73とCD5Lを介してM2マクロファージ誘導を促進する 歯学府 歯学専攻 間葉系幹細胞(MSC)由来エクソソームは無細胞治療において中心的な役割を果たしており、疾患に関連する微小環境下で治療効果が亢進することが示されている。申請者のグループは、TNF-α刺激されたヒト歯肉組織由来間葉系幹細胞(hGMSC)由来エクソソームのCD73発現を増強し、抗炎症性M2マクロファージ極性化を誘発することにより、マウス歯周炎を治癒したことを報告した。本研究では、エクソソームを介したM2 [...]
Laser ionization mass spectrometry for analysis of environmental pollutants 芸術工学府 芸術工学専攻 There are many persistent organic pollutants in the environment and it is necessary to develop an analytical method for measuring these substances. In my dissertation, I develop a new technique for tr [...]