上皮細胞における極長鎖スフィンゴミエリンによる膜恒常性維持機構の解明 システム生命科学府 システム生命科学専攻 細胞間接着構造など特徴的な構造を持つ上皮細胞には、多様な脂質の中でも流動性の低く硬い膜を形成する極長鎖スフィンゴミエリン(SM)が特に豊富である。極長鎖SMの上皮細胞における機能を解明するため、極長鎖SMが顕著に減少したELOVL1/7 dKO株を樹立した。 ELOVL1/7 dKO株では細胞間接着構造の構成分子Claudin3の正常な局在が損なわれていた。また、膜流動性プローブによる検討から、S [...]
細胞増殖を運命づける染色体DNA複製開始の分子機構の解析 薬学府 創薬科学専攻 抗菌剤が効かない薬剤耐性菌は世界的に問題となっている。この克服のためには、新たな抗菌薬の標的を探す必要がある。しかし、抗菌剤の新規標的が見つからないために新規抗菌薬の承認数は年々低下している。我々はこの新たな標的として染色体DNA複製の開始反応が有望であると考えた。本研究は分子生物学的手法および構造解析を用いることで、染色体DNA複製開始反応を分子レベルで理解する。
非対称トリス複素環ジアミンの合成 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 当研究室では、ロジウム触媒による有機ヘテロ原子を含む化合物の合成と機能の開発に取り組んでいる。特に、2種の異なる複素環を1 又は 3 原子のヘテロ原子リンカーで連結した非対称二環性リンク化合物の合成を実施している。これらは分子全体の形状を変えながら生体高分子に相互作用する特徴がある。医薬品や農業薬剤の候補化合物や機能性材料として期待される。 本研究は、非対称トリヘテロアリール化合物の合成法の開発で [...]
エピジェネティック制御による胆道閉鎖症の発症メカニズムの解明 歯学府 歯学専攻 私の研究の目的は、BAの発症機構を解明することであり、具体的には、SHEDに対するTNFAおよびIFNGのエピジェネティックな影響を調査します。具体的には、エピジェネティックメモリーSHED(EM-SHED)を確立し、これらのモデルを使用して、BA-TFを特定し、胆管細胞の形成や胆管機能における役割を明らかにします。この研究には、遺伝子操作を通じたBA-TFの候補のin vitroおよびin vi [...]
歩きやすい都市を目指して:日本の都市における多次元的歩行性評価のためのモバイルビッグデータと建築環境要因の統合 人間環境学府 都市共生デザイン専攻 本研究は、東京23区における歩行性の多次元評価を行うために、建築環境要因と携帯電話のビッグデータを統合することを目的としています。過去数十年にわたり、歩行性は初期の都市計画の概念から、持続可能な都市開発の重要な要素へと進化してきました。これは、車両依存の減少、環境の持続可能性、社会的包摂性、および生活の質の向上を強調しています。しかし、従来の歩行行動観察方法には限界があります。携帯電話のビッグデー [...]
Food functional ingredients contribute to the prevention and alleviation of lifestyle and degenerative diseases and related molecular mechanism 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 The main research project of mine is functional food ingredients that contribute to the prevention and alleviation of lifestyle and degenerative diseases and related molecular mechanisms, mainly focus [...]
がん細胞のアメーバ運動に関わるブレブの形成機構の解明 システム生命科学府 システム生命科学専攻 形質膜ブレブは、アクチン細胞骨格による裏打ちを持たない形質膜膜によって構成される、半球状の膜突起構造です。近年、免疫系細胞や始原生殖細胞やがん細胞など、生体内において高い移動性を発揮する細胞が、運動時にブレブを用いていることが明らかになりました(アメーバ様運動)。アメーバ様運動を行うためには、決まった方向に適切な大きさのブレブを形成する必要がありますが、ブレブの拡大を制御する分子メカニズムについて [...]
特異的ラベル化を用いた膜タンパク質の高解像度局在・インターラクトーム解析応用 薬学府 創薬科学専攻 タンパク質の特異的ラベル化は、その局在やタンパク質間相互作用の解析を可能とするライフサイエンス研究における重要な基盤技術である。本研究では、標的特異的な光ラベル化法を応用して、膜タンパク質の局在解析および関連タンパク質との相互作用解析を可能とする手法を確立した。今後、脳神経科学を専門とするオーストリアIST 研究所重本教授と連携し、光ラベル化を応用したグルタミン酸受容体の電子顕微鏡一分子局在解析、 [...]