動作アシスト装置の制御方式が人体への適応性に及ぼす影響に関する研究 芸術工学府 芸術工学専攻 人体の運動能力の拡張を目的とする動作アシスト装置の応用は、非常に幅広いと見られている。適切なアシスト装置を利用することによって、図1に示すように、人体の運動能力を補完・向上させることができる。これらのアシスト装置は、場合によっては人体に直接着用されることもあるため、その人体への適応性を研究することは特に重要である。 動作アシスト装置の開発において、特に重要な課題の一つは、機器、人体および周辺環境の [...]
人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療の騒音について研究 工学府 機械工学専攻 本研究は、人工肺とポンプを用いた体外循環回路(ECMO)を対象とし、血液ポンプによって発生する騒音問題に着目している。流体力学と医工学の知見を融合し、騒音発生のメカニズムを明らかにするとともに、CFD解析の活用を通じてポンプの構造を最適化し、低騒音かつ高い安全性を備えた無菌血液ポンプの開発を目指すものである。これにより、患者の治療環境の改善と臨床応用の促進を図る。
膜孔形成毒素の脂質特異性の改変に基づく細胞特異的標的手法の開発 薬学府 創薬科学専攻 自然界の特定の生物はその生存や捕食のためにその身体に毒素を宿している。イソギンチャク由来の膜孔形成毒素の一つであるFragaceatoxin C(FraC)は脂質膜に結合し、孔を開けることで細胞を傷害する。FraCは脂質膜を標的としており、細胞への内在化を介さずに細胞毒性を発揮する特徴的な作用機構を持つが、ヒトの細胞膜に偏在するスフィンゴミエリンと呼ばれる脂質を認識するため、その非特異的な細胞毒性 [...]
がん性疼痛の概日変動メカニズムを基盤にした新規治療法の開発 薬学府 臨床薬学専攻 がん性疼痛は進行期のがん患者のほとんどが経験する耐え難い困難のひとつであるが、その発症メカニズムについては複合的な要因が絡み合うため解明が難航している。本研究では独自に作成したがん性疼痛モデルマウスを用い、がん性疼痛が概日変動を示すこと、さらにその概日リズム制御に関わる因子としてCancer-Evoked Pain Factor (CEPF:仮称)を同定した。そこで、CEPFによるより詳細ながん性 [...]
ペルオキシソームマトリックスタンパク質輸送における膜透過装置の分子機構解析 システム生命科学府 システム生命科学専攻 ペルオキシソームはほぼ全ての真核細胞に存在する細胞 小器官で、極長鎖脂肪酸のβ酸化をはじめ、多様で重要 な代謝機能を担っています。しかし、形成や機能制御機 構の全容およびその障害による欠損症の発症メカニズム などは未だ明確にされていないのが現状です。その中で も特に、細胞内外の環境に応答してペルオキシソーム酵 素の輸送やこれら酵素が担う代謝を制御するシステムと その障害による病態発症メカニズムにつ [...]
ジスルフィド架橋化学修飾ペプチドのロジウム触媒合成法の開発 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 タンパク質やペプチド等の生体高分子内のシスチンジスルフィド S–S 結合間に官能基を挿入するジスルフィド架橋法は、生体高分子の高次構造を損なわずに化学修飾できるので、新たな機能の付与や安定性の向上が期待できる。しかし従来は、高反応性のシステイン S–H 結合の化学修飾が知られるのみで、低極性で強固な S–S 結合を直接架橋した例はない。本研究では、シスチン S–S 結合の活性化に遷移金属触媒を活用 [...]
Molecularly Imprinted Chemiresistive Gas Sensors Based on Fully Inkjet Printing Technology システム生命科学府 システム生命科学専攻 Inkjet printing technology is recognized as a significant breakthrough in fabricating gas sensing systems. In addition, desktop inkjet printers make this technology affordable, potentially allowing ev [...]
触媒性リジン残基の選択的アシル化を利用した新規コバレントドラッグの開発 薬学府 創薬科学専攻 Covalent inhibitors have become the hotspot of pharmaceutical science recently as the strong inhibitory effect and longer retention time attributed to the warhead forming a covalent bond with active a [...]