新規極性配位高分子の開発と光応答型電子移動に基づく異方的多重機能の開拓 理学府 化学専攻 高度情報化社会の構築に即した新型電子素子の開発には、構造および電子状態の多様性に富んだ分子ベースの物質を利用することが有効だと考えられる。当研究室ではこれまでに、光応答電子移動による分極制御が可能な分子を開発し、物性研究に新たな指針を与えてきた。このような分極制御に留まらず、光応答電子移動は様々な新規電子物性の開拓に繋がる可能性を秘めている。この電子移動が、磁気秩序・伝導性・極性構造が共存する分子 [...]
Study on Early Degradation Mechanism of Overlapping layers between Thermal Spray Coating and Heavy Duty Paint Coating 工学府 土木工学専攻 Based on the clarification of linked phenomena of early deterioration characteristics of overlapping layers between thermal spray coating and paint coating, as well as the electrochemical mechanism of [...]
Dx技術を活用した建築熱環境のデジタルツインに関する研究 人間環境学府 空間システム専攻 本研究は、Dx技術を活用した建築熱環境のデジタルツインの実現を目的としています。気候変動に対応した省エネルギー技術の開発とその適用は、2050年のカーボンニュートラル目標を達成する上で重要な要素です。本研究では、既存の建築熱環境シミュレーションツール「THERB」をベースに、オブジェクト指向型プログラム形式への移行や、数値流体力学(CFD)との連成解析を行い、より高精度で汎用性のあるシミュレーショ [...]
土着天敵活用技術の開発 ~ツマグロヨコバイ天敵卵寄生蜂分布モデルの作成~ 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 害虫の発育ステージの初期に働く卵寄生蜂は害虫を制御する天敵として重要だが,本邦では利用が少ない。これは核心利用技術,即ち適切なモデルが無いためである。本研究では,一連の研究成果から水田害虫ツマグロヨコバイ-天敵卵寄生蜂の関係性がモデル化に適していると考え,従来型アプローチである地域群集構造の解明を行いつつ,形態学,分類学,分子生物学に加え,気象学の知見をも導入し全国レベルの群集構造測モデルの構築と [...]
マウス精原細胞分化過程における生殖細胞間架橋(ICB)断片化機構の解明 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 本研究は、H3K27脱メチル化酵素JMJD3の制御下にあるマウス精原細胞同士を連結する細胞間架橋(ICB)断片化制御機構の解明を目的とする。ChIP-seqおよびRNA-seqによるバイオインフォマティクスを用いて制御因子を同定し、同定因子を欠失したマウスの精細管免疫蛍光染色およびSSC培養により同定因子の精巣における表現型を解析し、ICB断片化への関与を明らかにする。さらに、GSEA解析により、 [...]
炭酸アパタイト製骨補填材が抜歯窩の口腔治癒に与える影響について 歯学府 歯学専攻 背景)骨が著しく不足している症例では骨造成が必要であり、骨補填材としては主に自家骨が用いられてきた。しかし、生体侵襲性や供給量の問題から現在では多くの症例で人工材料も選択されている。中でも近年開発された骨の主たる無機成分である炭酸アパタイト(CO3Ap)製骨補填材はその骨置換能の高さが注目されている。骨補填材については骨形成性、吸収性、骨置換性など骨に関する研究は数多く存在する。しかし、機能性や審 [...]
α,β-不飽和アミノ酸Schiff塩基の変換反応の開発とペプチド合成への応用 薬学府 創薬科学専攻 私はアミノ酸誘導体の1つであるアミノ酸Schiff塩基を用いたアルドール縮合反応による不飽和アミノ酸の新たな合成法を開発しました。しかし不飽和アミノ酸Schiff塩基のさらなる変換は、一般的に変換反応で利用される酸性条件で中間体が不安定であるため困難でした。そこで私はイミン部位にOH基を導入することによって形成される分子内水素結合を利用したイミン交換反応による変換を着想、開発することとしました。こ [...]
ペンタレン骨格を起点とした新規π共役分子の創製 総合理工学府 物質理工学専攻 ペンタレンは8π電子系であり、ヒュッケル則を満たさない反芳香族性化合物である。その反芳香族性に起因してペンタレンはHOMO-LUMO間のエネルギーギャップが比較的小さいという特徴をもっている。またペンタレンそのものは容易に二量化反応が進行するほど不安定であるが、芳香環を縮環させることでペンタレンを安定化させたベンゾペンタレン、ジベンゾペンタレンの合成例は数多く報告例が存在する。さらにπ拡張されたジ [...]