接着剤の変形下におけるマルチスケール構造解析と高強度化 工学府 応用化学専攻 近年、車や航空機の軽量化による燃費の向上のため、金属材料から炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等の高分子材料への代替が進められている。金属と高分子等の異種材料を組み合わせるマルチマテリアル化も一つの軽量化の方法で、この方法では異種材料を強固に接着する必要がある。異種材料用接着剤として、ポリウレタン(PU)やエポキシ樹脂等の開発が精力的に進められている。 接着の力学変形メカニズムを明らかにするため [...]
π共役系構築反応の開発と新規π共役系分子の創製 総合理工学府 総合理工学専攻 【研究背景】 多環芳香族炭化水素(PAHs)分子は、広いπ共役構造と多様な立体構造により、特異的な電気的、光学的、磁気的、熱的、および化学的特性を示す。PAHs に7員環や8員環が含まれている場合、負の曲率をもつ鞍型の湾曲したPAHs を形成する。π共役系に7、8員環を導入することにより、特殊な立体構造とπ共役構造に欠陥が生じるため、ナノ有機材料への応用が期待されている。現在、負の曲率を有する [...]
Site-selectivity C(sp3)–H Functionalization Controlled by Non-covalent Interaction 総合理工学府 総合理工学専攻 The C–H bond is a prevalent chemical bond characterized by high bond energy and minimal polarity due to the close electronegativity values of carbon and hydrogen. Consequently, it exhibits significant [...]
黄麹菌のタンパク質高分泌生産性に関与するタンパク質品質管理機構の研究 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 黄麹菌Aspergillus oryzaeは、有用酵素を細胞外へ多量に分泌できる特色を持つカビであり、日本酒、味噌、醤油といった日本の伝統的な発酵産業に利用されている。また、黄麹菌のタンパク質高分泌能は、人にとって有用な異種タンパク質の生産にも役立っている。そのため、黄麹菌のタンパク質分泌機構を細胞生物学的に理解することは、産業的に重要となっている。黄麹菌はタンパク質を高分泌する際に、対象のmRN [...]
多層3D LiDARを用いた屋外環境における人物行動記録システムの開発 システム情報科学府 情報理工学専攻 LiDARは,レーザ光を対象物に照射してその反射光を観測することで,対象物までの距離を計測する光学式センサである.特に,多層3D LiDARは,通常のカメラと比べて360度の全方位を計測し高精度な3次元の空間イメージングが可能なことから,移動ロボットの分野での需要が極めて高い.また,深層学習を導入することで,3次元点群データの領域分割や物体検出などの課題解決が可能になっている.しかし,こういった研 [...]
エネルギー代謝疾患に対するクエン酸回路の新たな役割の解明 歯学府 歯学専攻 エネルギー代謝疾患(肥満や2型糖尿病等)の罹患者数は、世界規模で年々増加し、合併症発症や医療費増大などの問題が生じているが、これは、ヒトのエネルギー代謝機構が、近代のエネルギー需給バランスに適応できていない可能性を示唆するものである。 一方、クエン酸回路は、1937年に発見されて以来、酸素呼吸を行う生物の好気的代謝における最重要反応経路として知られているが、エネルギー代謝疾患に影響を与えるクエン酸 [...]
酸化損傷塩基を特異的に認識しシーケンシングを可能にする人工核酸の開発 薬学府 創薬科学専攻 細胞内のDNAは活性酸素種や活性窒素種などにより絶えず酸化損傷を受け、種々の酸化損傷塩基を生じている。DNA配列の特定の位置で損傷が生ずると、これによりがんや神経変性疾患などを発症すると考えられている。一方で、これまでの検出法では、損傷塩基を定量的に測定することはできるが、発生位置を特定することはできていない。そこで、本研究ではDNA中の酸化損傷塩基の革新的な位置特定法の開発を目的とした。
地方都市の個人経営店集積エリアにおけるクリエイティブ人材の開業動機に関する研究 ~福岡市六本松エリアを対象として~ 人間環境学府 都市共生デザイン専攻 創造的かつ個性的な事業(域外の顧客にも訴求する個人経営店)が集積するエリアの「都市空間の特徴」及び「地区形成の歴史的経緯」に着目し、それらのクリエイティブ人材の個人経営店開業理由への影響を検証する。