有機半導体単結晶における電荷・励起子輸送 工学府 応用化学専攻 有機半導体材料は、軽量、柔軟といった機械的特性や塗工性などの利点から次世代の電気デバイスとして注目を集めている。本研究では、これまで積極的に研究されてこなかった、キラル結晶や極性結晶といった特殊な結晶中での輸送挙動について調査を行う。また、有機半導体材料では未踏の励起子の能動的な輸送を目指す。
Electrochemical investigation and countermeasure on severely corroded structural members in steel structures 工学府 土木工学専攻 The corrosion of steel can be a primary cause of damage to infrastructures. Generally, the protection of steel structures from corrosion is achieved by two methods: cathodic protection and the use of [...]
Molecular design for moving from fluorescent to TADF emitters toward high-performance OLEDs and organic lasers 工学府 物質創造工学専攻 Organic light-emitting diodes (OLEDs) and organic semiconductor lasers have been highly attractive due to their advantages of lower cost, chemical structural tunability for wide-range emission colors, [...]
マイトトキシンの両親媒性部分の合成研究と生物活性評価 理学府 化学専攻 シガテラ食中毒の原因物質の1つであるマイトトキシン (MTX)は、強力なCa2+流入活性 を示すため、生理学的研究用試薬として利用されてきた。しかし、天然から極微量しか得られないことから供給が絶たれる可能性があり、さらに作用機構や標的タンパク質は未解明である。本研究では、合成化学的アプローチによるこれらの解決を目指し、MTXの両親媒性の部分構造を化学合成し、Ca2+流入活性 を示すか評価する。
ユーザのインタラクションに基づく個別適応型バーチャル学習空間の構築 システム情報科学府 情報理工学専攻 従来のバーチャル学習は静的シナリオに依存し、個人特性に応じた動的適応が難しく受動的になりやすい。本研究はVR空間での自由な行動に着目し、ATOMを参考に探索型学習空間を個別に再構成・評価する。具体的には①行動ログから知識グラフを構築、②GNNで個人特性を抽出、③最適な空間を自律生成し効果を定量評価する。行動を意味的ネットワーク化し空間を再構成する点に独創性がある。
細胞死から探究する活きた細胞質の非平衡レオロジー 理学府 物理学専攻 本研究は、代謝制御や細胞死に伴う細胞の非平衡度合いの変化と、細胞質粘弾性・揺らぎの関係を体系的に解明する。これにより、生命現象を物性物理の観点から理解すること、また、細胞死マーカー等への技術転用を目指す。
咀嚼リズムのリアルタイムフィードバックにより感覚体験をコントロールし、食体験を向上させる システム情報科学府 情報理工学専攻 食体験において咀嚼は重要な要素であるが、「心地よさ」という情緒的側面からの研究はほとんどなされていない。本研究では、イヤカフ型センサーを用いて咀嚼リズムをリアルタイムでセンシングし、そのリズムを聴覚・視覚・温感としてフィードバックすることで、新しい食体験を創出することを目指す。クロスモーダル研究の知見を活用した本アプローチにより、食の楽しさと心地よさを向上させ、日本のWell-being課題への貢 [...]
点接合分光法によるトポロジカル近藤絶縁体の深さ分解電子状態測定 工学府 量子物理工学専攻 トポロジカル近藤絶縁体(TKI)は、バルク絶縁相の周りに表面金属相が存在する物質群である。TKIの候補物質として、SmB6とYbB12などが挙げられるが、これらが本当にTKIであるか実験的な確証は得られていない。そこで、本研究課題では、自作の点接合分光実験装置を用いて、SmB6やYbB12の電子状態の深さ依存性測定を行い、表面金属相の有無を実験的に明らかにする。また、SmB6やYbB12がTKIで [...]