サイズ制約付き組合せ最適化問題に対する高速アルゴリズム設計 マス・フォア・イノベーション連係学府 これまで実施した研究は,幾つかの代表的なグラフ上のサイズ制約付き問題の一般化であるα-FCGPに対する,幾つかの高速アルゴリズムの設計,α-FCGPの自然な拡張として解に連結制限のある連結α-FCGP及びハイパーグラフ上への自然の一般化である FCHGPの提案とそれに対する幾つかの高速アルゴリズムの設計と困難性の証明,k-頂点被覆の一般化である容量付きk-頂点被覆の提案とそれに対するアルゴリズム設 [...]
高性能二次元薄膜デバイス実現に向けたファンデルワールスヘテロ構造の直接合成 総合理工学府 総合理工学専攻 原子レベルの厚みしかない二次元材料の中でも遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)が次世代半導体材料として注目を集めている。本研究では化学蒸着法を用いてTMD膜の合成を行う。異なる反応前駆体を用いて合成を行い、その影響を調査する。そして、反応機構の理解から、二次元薄膜デバイスへの応用を目指した大面積かつ高品質なTMD膜の合成法の開発を行う。また、更なるデバイ性能の向上を目指して、六方晶窒化ホウ素との積 [...]
高次元ゲージ理論から導くインフレーション模型の構築と宇宙論への理論的架橋 理学府 物理学専攻 私は、高次元ゲージ理論を用いてヒルトップ型インフレーションの物理的起源を解明することを目的としている。ヒルトップ型インフレーションは観測と整合する有力な模型であるが、その理論的構築には標準模型を超える理論(BSM)が必要とされ、従来の研究は限定的である。本研究では、5次元U(1)ゲージ理論に基づき、余剰次元に由来するスカラー場が自然にヒルトップ型のポテンシャルを持つ模型を構築し、再加熱過程や暗黒物 [...]
正常脳の形成および疾患発症における脳境界マクロファージの機能解明 医学系学府 医学専攻 脳と脊髄から成る中枢神経系は、ミクログリアという脳内マクロファージが存在し、脳の発達に重要な機能を担う。一方、髄膜や血管周囲スペースといった脳実質と末梢の境界領域には、脳境界マクロファージ(以下 CAMs: CNS-border associated macrophages)が存在しているが、その細胞機能や存在意義については未だ不明である。本研究では、独自に開発した細胞機能操作ツールや1細胞オミ [...]
逐次クリック反応を行えるプラットフォーム分子を創出し、これを用いた多機能化された抗体薬物複合体(ADC)の開発 薬学府 創薬科学専攻 抗体上で用いることができ、逐次的なクリック反応が可能なプラットフォーム分子の開発を目指す。開発したプラットフォーム分子を用いて抗体薬物複合体の収束的な合成を行う。
光励起三重項電子スピンを用いた量子センシング 工学府 応用化学専攻 量子特有の性質を利用してセンシングを行う量子センシングは、従来のセンシングの理論限界を超えうるものとして期待されています。量子センシングには古典的な0と1のビットの概念をスピンの上向き・下向きなど2準位の量子系へと拡張した量子ビットと呼ばれるものが用いられます。この量子ビットの中でも、分子の電子スピンは化学修飾によってその制御が容易であるという利点を有しています。特に、有機分子の光励起によって生じ [...]
担持金属酸化物を触媒とする可視光酸化を経由した硫黄単体が遊離する新規脱硫法の開発 理学府 化学専攻 近年、脱硫コスト低減を目的とした常温・大気圧下で実施可能な脱硫手法の開発が求められている。しかし、これまでの提案手法では高濃度の硫黄化合物を含む燃料では十分に脱硫できないことや、大量の廃液が生じることなどの課題がある。本研究では、担持金属酸化物を触媒とする硫黄酸化物の可視光酸化反応と次ぐ紫外光による分解により、単体硫黄のみを沈殿として除去する新規脱硫法開発を目指す。
重金属のラシュバ効果による巨大なスピン流-電流変換の実証 理学府 物理学専攻 スピントロニクスとは、電子の持つスピンという特性を利用した技術のことを指します。 普段目にする電流は、電子のスピンの向きがバラバラです。 このスピンがそろった状態で流れると、スピン流と呼ばれるものになります。 それぞれ逆向きのスピン流が互いにすれ違うように流れますと、マクロな視点では電流が流れておらず、スピン流のみが流れるといった興味深い状態になります。 スピントロにクスでは以前より、電流とスピン [...]