光合成変換植物アイスプラントのCAM光合成関連遺伝子の発現制御機構の解明 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 乾燥や高温などの環境ストレスは、作物の収量を低下させる。今後高まる食糧需要を満たすために、環境ストレスに強い作物品種の作出が求められている。 植物は光合成型によりC3、C4、 CAMの3つに分類され、CAM植物はC3植物に比べ環境ストレス耐性に優れる。ほとんどの作物は、C3光合成を行うC3植物であるためCAMを駆動できれば、環境ストレス耐性を持つ作物を作出できると考えられる。作物でCAMを駆動させ [...]
胸骨形態の多様性を生む分子基盤 システム生命科学府 システム生命科学専攻 本研究では、生物の形態の基礎となる骨格系が、なぜ種により様々に異なる形状につくりあげられるのかという進化発生学の積年の謎に迫る。研究の主要な実験モデルとしては、単純だが種間で明瞭な構造的違いが認められる鳥類の胸骨を選択し、次世代シーケンス技術を活用した時空間トランスクリプトーム/エピジェネティクス解析や、高度ゲノム編集法であるプライム編集など最先端技術を自在に組み合わせることで、胸骨形態の差異をつ [...]
Soybean growth, selenium absorption, and sensitivity to high-level selenium are affected by phytohormones 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 Selenium (Se) is a structural component of several important enzymes and proteins that play important roles in human health, including immune responses and cancer prevention. The safety threshold of h [...]
廃棄紙質資材を活用した農業リサイクルに関する研究 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 本研究は、使用済み紙おむつを微生物培養に再利用し、トリコデルマ属菌などの拮抗微生物を用いた資材開発を通じて、土壌病害の抑制と農業生産性の向上を図るものである。従来の炭化・燃料化と異なり、微生物による資材化は未開拓であり、セルロース資源の高付加価値化が期待される。今後は土壌科学やマテリアル科学などと連携し、メタゲノム解析による微生物―土壌の相互作用解明や、企業との共同研究を通じた実用化を目指す。
中国少数民族地区における観光業での貧困扶助研究 貴州黔東南ミャオ族トン族自治州をケーススタディとして 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 少数⺠族地区は貧困地域で貧困が最も顕著な地区である。中国を例として、貴州省などの⺠族地区で 「⺠族村」を基本単位とする⺠族観光業での貧困扶助ロードを模索し、地域性に特化した貧困扶助成果を 得ることができた。しかし、⼀⽅的に政策設定のターゲットを貧困層ばかりに置いてきたため、政府に頼 り、⼀時的な貧困問題を改善はするものの、根本的貧困問題の解決には⾄らないなどの弊害も徐々に出て きた。更に観光業での [...]
バイオポリマーベースの食品包装にグリーン合成カーボンドットを組み込むことで、生鮮食品の保存期間を延長 生物資源環境科学府 環境農学専攻 この研究は、果物の皮から合成されたカーボンドット(CDs)を使用して、持続可能な包装を通じて生鮮食品の保存期間を延ばすことを探求しています。CDsをカルボキシメチルセルロース(CMC)およびゼラチン(Gel)フィルムに組み込むことで、機械的強度、紫外線保護、および抗菌特性が向上したエコフレンドリーで生分解性の包装を作成することを目的としています。このプロセスには、CDsの合成、その特性評価、フィル [...]
硫黄欠乏応答性マイクロRNA(miRNA)395による植物の硫黄同化・代謝の調節機構 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 植物の生育に必須な硫黄(S)の不足時に誘導されるマイクロRNA(miRNA)395がS不足(−S)下の硫黄同化・代謝の調節に果たす役割を明らかにする。これまでに、ゲノム編集により作製したmiR395変異株の幼植物を用いて、生育、S代謝、トランスクリプトームを解析した。これらのデータに加え、メタボローム解析にも取り組むことで、miR395の欠損に伴うS代謝の変動を明らかにするとともに、植物の生育期間 [...]
イチゴにおける転流機構と群落不均一性に基づく収量構成情報の変動・分布の高精度予測 生物資源環境科学府 環境農学専攻 高収益かつ安定的な作物生産の実現のためには,環境制御や栽培管理における生産者の意思決定を支援する動的な収量予測が必要である.果菜類においては,ソース(葉)からシンク(果実)へと光合成産物を輸送・分配する「転流機構」に基づいたプロセスモデル(転流プロセスモデル)が動的かつ汎用性の高い収量予測技術として期待されている.本研究では,イチゴを対象に,機能的-構造的植物モデル(FSPM)を局所的に用いた転流 [...]