Influence of adult age and body size on egg maturation in the parasitoid Gronotoma micromorpha (Hymenoptera: Figitidae: Eucoilinae) 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 ハモグリヤドリタマバチGronotoma micromorphaはマメハモグリバエの天敵として知られている。ハモグリヤドリタマバチの卵成熟に及ぼす日齢の影響を調べた。その結果,雌蜂は羽化後3日間あるいは6日間、寄主を与えずに蜂蜜と水のみを与えた場合、羽化当日より成熟卵数が有意に増加した。しかし,3日齢と6日齢雌成虫の成熟卵数には有意差が無かった。本上科に属する寄生蜂の雌成虫は寄主を利用できない場合 [...]
海産魚モデルを用いた魚類不妊化および新育種技術の開発 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 将来、水産養殖業では魚類の不妊化―妊性統御技術が重要となる。不妊化した養殖魚は次世代を生産しないことから、自然環境への遺伝子攪乱防止、および優良品種の知的財産保護に繋がる。そこで、海産硬骨魚のモデル魚としてカタクチイワシを用いて原理の異なる複数の不妊化手法を確立する。その配偶子の有無や不妊化メカニズムを解析し、特性に応じた利用法を提案する。さらには、生産現場への社会実装を目的として、妊性回復技術を [...]
アセチル化-LC-TIMS-qTOF/MSによるアンジオテンシンオリゴペプチドの高感度検出 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 高血圧は心血管疾患の主な原因の一つであり、世界的な健康に重大な脅威をもたらしています。その有病率の高さにもかかわらず、発症に関わる病態生理的メカニズムは未だ十分に解明されておらず、早期介入が求められる生活習慣病とされています。レニン-アンジオテンシン系(RAS)は高血圧の発症および進展において中心的な役割を果たしますが、微量の血液からアンジオテンシン代謝物を動的に定量解析する包括的な手法はこれまで [...]
ジスルフィド架橋化学修飾ペプチドのロジウム触媒合成法の開発 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 タンパク質やペプチド等の生体高分子内のシスチンジスルフィド S–S 結合間に官能基を挿入するジスルフィド架橋法は、生体高分子の高次構造を損なわずに化学修飾できるので、新たな機能の付与や安定性の向上が期待できる。しかし従来は、高反応性のシステイン S–H 結合の化学修飾が知られるのみで、低極性で強固な S–S 結合を直接架橋した例はない。本研究では、シスチン S–S 結合の活性化に遷移金属触媒を活用 [...]
非対称トリス複素環ジアミンの合成 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 当研究室では、ロジウム触媒による有機ヘテロ原子を含む化合物の合成と機能の開発に取り組んでいる。特に、2種の異なる複素環を1 又は 3 原子のヘテロ原子リンカーで連結した非対称二環性リンク化合物の合成を実施している。これらは分子全体の形状を変えながら生体高分子に相互作用する特徴がある。医薬品や農業薬剤の候補化合物や機能性材料として期待される。 本研究は、非対称トリヘテロアリール化合物の合成法の開発で [...]
蛍光プローブを用いた脂肪酸β酸化阻害剤の探索 薬学府 臨床薬学専攻 脂肪酸β酸化は脂肪酸を分解する重要なエネルギー生産経路であり、β酸化の阻害剤は心疾患の治療薬として知られている。本研究では特に標的タンパク質と共有結合を形成することで長期間かつ強い薬効を示すコバレント阻害剤に着目し、β酸化に対する新しいコバレント阻害剤の開発を行った。独自の化合物ライブラリーを合成し、蛍光プローブを利用した生細胞でのスクリーニング系を新たに構築することで、新規β酸化阻害剤を開発する [...]
暗黒下におけるアサの表層型アレロパシーに関する研究 薬学府 臨床薬学専攻 アレロパシーは、植物から放出される化学物質が、他の生物に、阻害的あるいは促進的な何らかの作用を及ぼす現象である。現在までにアレロパシーによる相互作用を示唆する現象は報告されているものの、アレロパシーの作用機序については未解明である。アサが植栽されている圃場において表層型のアレロパシーを引き起こすことが示唆され、活性本体が化合物Aであることを見出している。化合物A存在下では、シロイヌナズナの表現型に [...]