森林被覆および降雨特性に着目した森林の表層崩壊防止機能の変動の定量化 生物資源環境科学府 環境農学専攻 土砂災害の軽減や災害リスクを増加させない森林資源管理ためには,ある状態の森林がどの程度の規模の降雨に対して表層崩壊防止機能を発揮できるのか(あるいはできないのか)を明示する必要がある.本研究では,森林被覆の状態および斜面崩壊を引き起こす降雨特性に着目して,森林の表層崩壊防止機能の変動を定量化する.
ガリウムインジウム系化合物を用いた高効率な光水分解システム 統合新領域学府 オートモーティブサイエンス専攻 光触媒による水分解は、70℃という熱的条件下において STH 9.2%(STH:太陽光-水素変換効率)で作動する、InGaN/GaN ナノワイヤ薄膜光触媒[Zhou et al.,Nature ,613,66(2023)]が開発されていることから、有望なエネルギー変換技術として認知されつつある。一方、InGaN/GaN ナノワイヤ薄膜光触媒の室温における STH は 0.4%に留まるものの、70℃ [...]
Nanocellulose ‒ sustainable material for proton exchange membrane in hydrogen fuel cells 統合新領域学府 オートモーティブサイエンス専攻 The utilization of biomaterial feedstocks to fabricate advanced materials is the vital area of the research needed to achieve an energy future independent of fossil fuels. My research concerns the che [...]
環境重要性が企業の財務パフォーマンスに与える影響 経済学府 経済システム専攻 この研究は、環境マテリアリティが企業の財務パフォーマンス(CFP)に与える影響を調査するために、グローバルデータを分析し、研究のギャップを埋めることを目的としている。SASBのマテリアリティマップによって重み付けされたマテリアリティ環境戦略スコアを使用し、多層モデルと半パラメトリックモデルを併用する。本研究は、環境マテリアリティの概念を企業の環境パフォーマンス評価に統合し、持続可能な発展に焦点を当 [...]
高周波誘導熱プラズマによる炭素被覆磁性ナノ粒子の合成 工学府 化学工学専攻 本研究では、高周波誘導結合型熱プラズマを用いて FeNi@C ナノ粒子の合成を計画している。プラズマパラメータ、プラズマ装置の設定、炭素源ガスの条件などを調整することにより、生成物の違いを解析し、各条件が生成物に及ぼす影響を検討する。FeNi@C ナノ粒子の合成プロセスに関しては、技術的な最適化を行った。 炭素シェル構造は、FeNi ナノ粒子に対してより拡張性の高い構造を提供し得る。今後の研究にお [...]
水素と二酸化炭素を用いてアルデヒドを合成するヒドロホルミル化反応触媒の開発 工学府 応用化学専攻 本研究では水素から電子を取り出し、二酸化炭素を還元することでアルデヒドを合成する分子錯体触媒の開発を行う。 カーボンニュートラルの実現に向け二酸化炭素(CO2)の還元、および環境負荷の小さい還元剤である水素(H2)の利用が求められているが、水素による二酸化炭素還元を利用した合成反応は未だ実用化に至っていない。二酸化炭素の還元によって合成されるカルボニル化合物の中で、アルデヒドは溶媒や医薬品製造の原 [...]
中期三畳紀のパンサラッサ海遠洋域における突発的湿潤化とそれに対する生物応答 理学府 地球惑星科学専攻 三畳紀は二度の大量絶滅に挟まれ、古生代型動物から現代型動物への転換期にあたる重要な期間である。中期三畳紀は安定した乾燥気候が低〜中緯度に広がっていたと考えられてきたが、ヨーロッパの一部地域からは、後期アニシアン(ペルソニアン) と後期ラディニアン(ロンゴバルディアン)に、湿潤化したことを示す地層記録が残されていることが明らかになってきた。そして、これらの時代では、遠洋性・外洋性生物の急激な多様化が [...]
地球形成と地球内部進化の連続的な計算を目指した粒子法の開発および地球形成時における物理化学条件の解明 理学府 地球惑星科学専攻 地球形成史の解明には,46億年に及ぶ地球内部の歴史を連続的に理解することが肝要である.惑星内部進化を語る上で特に重要な物理過程は巨大衝突,コア形成,マントル対流であるが,これらを同時に取り扱う数値計算法は確立されておらず,地球内部進化の連続的な復元には至っていない.本研究では,形成期から現在に及ぶ地球内部進化の連続的な計算を実現するために,惑星科学,数値計算工学,地球物理化学の知見を融合した新たな [...]