多元素同位体比から読み解く三畳紀末の未知の大規模火山活動および海洋環境変動 理学府 地球惑星科学専攻 陸上および海洋生物種の約80 %が絶滅した三畳紀末の生物大量絶滅は,約205 Maのノーリアン/レーティアン境界(NRB)から始まる多段階的な生物多様性縮小で特徴づけられる.しかし,既存の地質イベントはいずれもNRB と年代が一致せず,生物多様性衰退の引き金となった環境変動要因は明らかではない.本研究では,これまでに構築したオスミウム同位体比に基づき存在が明らかとなったNRBと同時期の未知の火山活 [...]
温室イチゴ栽培における高次元シンク情報を考慮した生殖成長動態の予測と制御 生物資源環境科学府 環境農学専攻 イチゴ栽培において「光合成」は重要な生理生態機能であり,生殖成長(開花,その後の同化産物の流入による果実肥大)とも密接関与する.本研究では光合成と同化産物の分配を考慮して機構・統計的な生殖成長モデル構築のために以下の目標に取り組む:[目標1]高次元シンク情報(花・果実数,果実重,同化産物の流入動態)の評価法確立[目標2]評価法を用いて長期モニタリング [目標3]モデルの構築および栽培現場への適用と [...]
輸送障壁中の短波長揺動について 総合理工学府 総合理工学専攻 クリーンな次世代主要電源の候補として,核融合発電は精力的に研究が行われている.極めて高温のプラズマを燃料として用いるため,炉内では磁場を使ってプラズマを閉じ込めている.高温・高密度のプラズマを閉じ込めることにより,密度や温度の分布では空間不均一性が生じる.この空間不均一性に起因する乱流揺動は粒子や熱を磁場のカゴから漏出させてしまうことが知られている.これが核融合研究の大問題である「閉じ込め悪化」と [...]
九州北岸の高潮発達機構の解明 工学府 土木工学専攻 高潮とは台風による強風と低気圧によって海面が大きく上昇する現象であり,一度高潮が発生すると,大規模な浸水被害が生じる.一般に,高潮は台風が最接近したときに発生する.しかし,九州の北岸(福岡市や北九州市)では一般的な高潮と異なり,台風の最接近から半日後に高潮が生じる事例が相次いで観測されている.遅れて高潮が生じると,台風が過ぎ去り住民が安心・油断したときに浸水が発生するため,非常に危険な災害になる. [...]
Development of conservation discourses in Myanmar after the 2000s 生物資源環境科学府 環境農学専攻 Global climate change, one of the goals of the SDGs, has placed a significant threat to the existence of humanity. One of its major drivers is deforestation. the Kyoto Protocol, the global strategy pr [...]
中国における差別化炭素税政策の進化ゲームに関する分析 経済学府 経済工学専攻 経済的な観点から見ると、炭素排出コストを引き上げることで、カーボンニュートラルの実現を効果的に促進することができる。炭素税は、すでにいくつかの国で実施されている重要な金融ツールである。本稿では、進化ゲーム分析と数値シミュレーションを通じて、ゲーム主体の戦略進化の傾向と理想状態に到達する方法を研究する。
ベンガロン川:採取産業とコミュニティ インドネシア、クタイティムールの水レジリエンス 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 Large-scale extractive activities such as mining and plantations have a significant impact on rivers and water systems through rapid landscape transformation, ecosystem changes, technological infrastr [...]
浮体式洋上ウィンドファームの発電予測に関する研究 システム情報科学府 情報理工学専攻 日本周辺特有の地形と風況より、日本におけるウィンドファームの設計手法は欧米とは異なってくる。日本では浮体式の風車が主流になると考えており、浮体式風車を用いたウィンドファームの設計手法を確立することが必要となる。本研究は、浮体式風車の揺れを対応できる風況解析技術の開発に基づき、解析結果から浮体式風車に適したエンジニアリングウェイクモデルを抽出し、ウィンドファームの発電性能を評価することを目標としてい [...]