UiO67-RuPt における補助リンカーが光触媒的水素生成に及ぼす影響 理学府 化学専攻 UiO67骨格にRu光増感剤とPt触媒を導入した人工光合成型水素生成系を開発した。補助リンカーへの機能付与として、再配位可能なbipyridineによる自己修復的安定化と、–SO3H基によるプロトン輸送促進を実現し、水素生成活性の向上を確認した。補助リンカー設計がMOF光触媒の性能制御に有効であることを示した。
汚染蓄積量を考慮する国際環境協定 経済学府 経済工学専攻 現実に基づくと、汚染を処理する自然な能力は、世界の汚染排出の増加に追いついておらず、これが時間とともに汚染物質の蓄積を招き、逆効果をもたらす可能性がある。これまでに多くの国際的な環境協定が設立されているが、その多くは目標達成に成功していることはない。一般的に、研究者たちは国際的な環境協定における署名国の自己強制を強調し、時間の経過を考慮していない静的モデルに焦点を当てている。本論文では、CO2排出 [...]
二酸化炭素吸収再生システム中熱交換器圧力変化の計算と性能に影響評価 総合理工学府 総合理工学専攻 二酸化炭素吸収再生システムでは、吸収塔から出た富液が再生塔に入る前に貧液と熱交換を行い、温度を上昇させることで再生効果の向上を目指しています。しかし、富液が熱交換器内で温度上昇する過程で再生反応が進行し、二酸化炭素ガスが放出される可能性があります。この放出されたガスにより、熱交換器内の圧力が上昇し、流体の流動や熱交換効率に影響を及ぼします。また、二酸化炭素の析出は熱を一部吸収するため、熱交換効率が [...]
ポルフィセンコバルト錯体の 配位子還元を用いた触媒系の開発 工学府 物質創造工学専攻 人工色素ポルフィセンを配位子として利用することにより、「ポルフィセンコバルト錯体の配位子還元を用いた触媒系の開発」に取り組んでいます。「ポルフィリン」の構造異性体の一つである「ポルフィセン」を酸化還元活性配位子として利用することにより、中心金属ではなく、配位子の還元体を活性種とする触媒的①脱ハロゲン化反応、②水素発生反応の開発に成功しました。今後の展開では、③二酸化炭素還元反応への応用も目指して研 [...]
九州における外来侵入樹種ナンキンハゼ(Triadica sebifera)の分布と利用 生物資源環境科学府 環境農学専攻 国際的な貿易拡大により、植物の外来種による侵入が世界中で増加し、生物多様性の喪失、生態系の変化、在来木材生産への悪影響が生じている。外来生物は拡散速度が速く、表現型可塑性により駆除が困難である。日本では気候変動やシカの個体数増加が森林への侵入を加速させており、特に一部の外来種はシカに食べられず拡散しやすいため、九州地方でも分布拡大が確認されている。 本研究は、九州における外来侵入樹種ナンキンハゼ( [...]
Research on the effect of gas transport in polymer electrolytes for polymer electrolyte fuel cell 工学府 水素エネルギーシステム専攻 Polymer electrolyte fuel cell (PEFC) is a promising technology to decarbonize the heavy-duty vehicles. However, the current state of PEFC still does not meet the requirement of durability and performa [...]
哲学的行為論における「接続問題」の新たな解決策の研究 人文科学府 人文基礎専攻 私たちの「行為」とそれに関連する「意図」について哲学的に研究している。 これまで行為は「意図によって引き起こされる身体動作」と考えられてきた。ここで意図は、命題的な、文章に似た形式を持つとされる。この特徴によって意図は、行為を引き起こす実践的な推論の内に現れることができる。しかし近年、この意図と行為についての理解は単純すぎると指摘されている。意図はただ行為を引き起こすだけでなく、継続してコントロー [...]
浮体式海洋温度差発電施設の動的応答と設計手法に関する研究 工学府 海洋システム工学専攻 海洋温度差発電(OTEC)は海洋の鉛直海水温差を利用した熱機関によりエネルギーを得る発電システムである.年間を通した変動の僅かな海洋水を熱源とするため,自然エネルギーでありながらベースロード電源としての貢献が期待される.OTECの導入課題である発電コスト削減を目指し中古船を改造した出力100 MWの浮体プラントを提案する.提案施設はプラントが搭載された船体,係留,深層水取水管(CWP)などから構成 [...]