固体高分子形燃料電池の化学的耐久性に関する研究 工学府 水素エネルギーシステム専攻 固体高分子形燃料電池は、特に燃料電池自動車などの運輸分野での応用が進んでおり、今後はトラックやバス等の大型・商用モビリティへの適用が期待されている。これには乗用車以上の出力・航続距離が要求され、PEFCの高出力化・高耐久化が必要である。本研究では、燃料電池の構成材料の1つである電解質膜に着目している。この電解質膜が劣化すると、燃料電池の出力と耐久性の低下に繋がる。そのため、電解質膜の劣化抑制が、燃 [...]
温室効果ガスの排出を考慮したスーパーコンピュータのハードウェアアップグレードポリシーの設計 システム情報科学府 情報理工学専攻 スーパーコンピュータは科学の進歩に不可欠ですが、膨大な温室効果ガスの排出量 が問題視されている。高性能コ ンピュータシステム(HPC)の生涯温室効果ガスの排出量には、コンピュータハードウェアの製造とシステム稼働中に消費されるエネルギーによる直接的および間接的な排出がある。したがって、HPCの設計と運 用を通じて温室効果ガス排出量を最小限に 抑える戦略の策定が重要である。 [...]
A novel bio-hybrid photosynthesis system for CO2 reduction 工学府 物質創造工学専攻 The increasing atmospheric CO2 concentration due to the use of fossil fuels leads to vital global warming. Therefore, the development of low-cost and efficient technologies for CO2 reduction to produc [...]
室内環境中マイクロプラスチックを対象としたSVOC吸着モデルと数値気道モデルによる経気道曝露解析 総合理工学府 総合理工学専攻 近年,環境問題の一つとして海洋中のマイクロプラスチックが社会問題となっている.その一方で,人が9割以上を過ごすといわれる室内には,マイクロプラスチックの発生源となるプラスチック類製品が多様に存在し,室内環境中でのマイクロプラスチック汚染の可能性は否定できない.そこで,本研究は室内環境中マイクロプラスチックの実態調査,並びにそのデータと数値気道モデルを用いた粒子沈着解析を連成することで,室内環境中に [...]
世界多地域産業連関表を用いたデカップリング分析手法の開発とその実証分析 経済学府 経済システム専攻 気候変動に対処するためには、政府が経済成長と温室効果ガス(GHG)排出の関係を切り離す「デカップリング」の過程を明らかにし、効果的な経済構造の低炭素化政策を策定することが重要である。経済学者は、排出係数や生産技術、消費量、消費嗜好の変化など、経済成長と並行してGHG排出に影響を与える要因の特定を試みてきた。先行研究では、構造分解分析や指数分解分析が用いられているが、多国間・長期時系列の要因比較や、 [...]
全電子量マップを用いた気象現象がもたらす電離圏擾乱の定量的解析 理学府 地球惑星科学専攻 近年、対流圏で発生する台風や竜巻等の激しい対流活動が電離圏に影響を及ぼしていることが明らかになってきた。本研究は、どの程度の規模の台風や竜巻が、どの程度の電離圏擾乱を引き起こすのかについて、定量的な解析を行う。また、電離圏擾乱が電離圏電流を励起する様を磁場データの詳細な解析により明らかにする。さらに、太陽活動によっても電離圏に擾乱が起こるため、宇宙天気的な影響も考慮しながら研究を進めていく。 <研 [...]
機械学習型力場を用いたタングステン中の空孔集合体と表面における構造安定性と水素挙動の解明 総合理工学府 総合理工学専攻 核融合炉は将来のエネルギー源として期待されている。炉内下部に位置するダイバータの表面材には環境特性に優れたタングステンが主要候補として挙げられている。タングステン中では原子空孔に水素同位体が捕獲されやすく、これにより欠陥構造の成長と、トリチウム吸蔵量増加による材料特性劣化および放射化が懸念される。タングステン内バルク中の水素–欠陥複合体のダイナミクス及び表面での水素挙動を明らかにするた [...]
希少糖5-KFの油脂生産酵母における代謝機構の解析および酢酸菌との共生関係の解明 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 希少糖5-ケト-D-フルクトース(5-KF)は酢酸菌の「酸化発酵」により生成される。近年グルコノバクタ―属酢酸菌において5-KFを変換し代謝する酵素が報告された。しかし、真核生物において希少糖5-KFの代謝に関する報告はない。申請者はこれまで、油脂生産酵母Lipomyces starkeyiが5-KFを代謝できることを明らかにし、酢酸菌と異なる新たな代謝経路を解明した。今後、遺伝子転写機構の解明や [...]