九州北岸の高潮発達機構の解明 工学府 土木工学専攻 高潮とは台風による強風と低気圧によって海面が大きく上昇する現象であり,一度高潮が発生すると,大規模な浸水被害が生じる.一般に,高潮は台風が最接近したときに発生する.しかし,九州の北岸(福岡市や北九州市)では一般的な高潮と異なり,台風の最接近から半日後に高潮が生じる事例が相次いで観測されている.遅れて高潮が生じると,台風が過ぎ去り住民が安心・油断したときに浸水が発生するため,非常に危険な災害になる. [...]
Development of conservation discourses in Myanmar after the 2000s 生物資源環境科学府 環境農学専攻 Global climate change, one of the goals of the SDGs, has placed a significant threat to the existence of humanity. One of its major drivers is deforestation. the Kyoto Protocol, the global strategy pr [...]
中国における差別化炭素税政策の進化ゲームに関する分析 経済学府 経済工学専攻 経済的な観点から見ると、炭素排出コストを引き上げることで、カーボンニュートラルの実現を効果的に促進することができる。炭素税は、すでにいくつかの国で実施されている重要な金融ツールである。本稿では、進化ゲーム分析と数値シミュレーションを通じて、ゲーム主体の戦略進化の傾向と理想状態に到達する方法を研究する。
ベンガロン川:採取産業とコミュニティ インドネシア、クタイティムールの水レジリエンス 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 Large-scale extractive activities such as mining and plantations have a significant impact on rivers and water systems through rapid landscape transformation, ecosystem changes, technological infrastr [...]
浮体式洋上ウィンドファームの発電予測に関する研究 システム情報科学府 情報理工学専攻 日本周辺特有の地形と風況より、日本におけるウィンドファームの設計手法は欧米とは異なってくる。日本では浮体式の風車が主流になると考えており、浮体式風車を用いたウィンドファームの設計手法を確立することが必要となる。本研究は、浮体式風車の揺れを対応できる風況解析技術の開発に基づき、解析結果から浮体式風車に適したエンジニアリングウェイクモデルを抽出し、ウィンドファームの発電性能を評価することを目標としてい [...]
エネルギーシステムにおける持続可能な開発と環境保護を推進するためのエネルギー政策とエネルギー正義の枠組みのダイナミクスを探る 工学府 機械工学専攻 本研究は、エネルギー政策と社会正義の交差点に着目し、学際的なアプローチを通じて持続可能な開発目標の推進を目指します。文献レビュー、データ分析、そして包括的なエネルギー転換を促進する統合モデルの構築のためのフレームワーク開発を行います。高度な計量経済学的手法を適用することで、本研究は理論的議論を強化し、政策立案者への実践的な指針を提供します。また、社会的に疎外されたコミュニティのエンパワーメント、市 [...]
燃料電池高出力化のボトルネックを打ち破る触媒層のナノスケール水管理 工学府 航空宇宙工学専攻 本研究では,水素燃料電池の性能向上に向け,ボトルネックとなっている触媒層内部の水の挙動解明を目指す.触媒層には直径1~2桁ナノメートル(10^-9 m)の細孔をもつ多孔質カーボンが用いられ,その内部に分散された触媒により化学反応が促進される.しかし,触媒層内部で発生した水はその場に滞留し,触媒を覆うことで次の反応を阻害することが指摘されている.そこで未だ手つかずの触媒層内部の水の挙動に対してナノ分 [...]
日本海における近慣性内部波の伝播メカニズムの解明 総合理工学府 大気海洋環境システム学専攻 世界中の海洋は、2000年もの時間をかけて表層から深層を循環している。この循環の駆動には内部波に伴う鉛直混合が関わっているが、特に風によって励起された内部波が深海に伝わり、混合域を形成する過程には不明な点が多い。日本海は潮流が弱いため、風が励起した内部波を観測するには最適な環境である。そこで、本研究では日本海の内部波が励起され、深層へ伝播する過程の解明を目指している。