陸の豊かさも守ろう

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成層圏におけるプラネタリー波の下方伝播についての統計解析
  • 理学府 地球惑星科学専攻
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

人類の生活圏である対流圏の上、高度約10km~50km の領域は成層圏と呼ばれている。ロッ キー山脈などの大規模山岳により対流圏中で生成さ 成層圏 れる、水平波長の長い大気波動であるプラネタリー 波は、冬季成層圏の西風中を、通常は鉛直上向きに 伝播するが、時として成層圏から対流圏へ下方伝播 10km することがある。近年、下方伝播が東西非一様な特 性を持つことが注目されており、 [...]

不規則複雑系多孔体の細孔形状評価法の確立
  • 総合理工学府 総合理工学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 06 安全な水とトイレを世界中に
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

Xeガスを分子プローブとすることで129Xe-NMR法により多孔体の細孔形状についての情報を得られる可能性を見出している。本研究により多孔体に細孔形状評価法が確立された暁には、従来の細孔構造解析方法を改善し、細孔構造を正確に解析することができるのみならず、エネルギー、触媒、環境保護などの分野に高性能多孔質材料開発へとつながり、多孔体設計指針の見直しが可能となる。

維管束植物を対象とした地点数による絶滅リスク評価法の開発
  • システム生命科学府 システム生命科学専攻
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう

「生物多様性は世界的に減少傾向にある」という主張は広く受け入れられている。しかし、世界的な減少傾向の定量的な評価が実際に行われてきたのは脊椎動物であり、陸上生態系の基盤である維管束植物ではその種数の多さもあり、世界的な減少傾向の定量評価はなされていない。 この状況を踏まえ、より幅広い維管束植物種において、その減少傾向を継続的に定量評価できる手法の開発が課題であると考える。この課題に対して、標本情報 [...]

絶滅危惧魚類の生息場保全支援ツール開発と近縁亜種への応用
  • 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻
  • 15 陸の豊かさも守ろう

本研究では絶滅危惧魚類であり,福岡県の遠賀川水系と博多湾流入河川にそれぞれ固有の亜種であるオンガスジシマドジョウとハカタスジシマドジョウを対象とする.両亜種は遺伝的に極めて近縁であり,複雑な水系接続の歴史を反映した生物地理学的に重要な魚類である.両亜種は絶滅の危機に瀕しているものの,詳細な分布や生態・生活史に関する研究が十分ではない.本研究ではこれらを明らかにし,保全に役立てることを目的とする.

森林被覆および降雨特性に着目した森林の表層崩壊防止機能の変動の定量化
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう

土砂災害の軽減や災害リスクを増加させない森林資源管理ためには,ある状態の森林がどの程度の規模の降雨に対して表層崩壊防止機能を発揮できるのか(あるいはできないのか)を明示する必要がある.本研究では,森林被覆の状態および斜面崩壊を引き起こす降雨特性に着目して,森林の表層崩壊防止機能の変動を定量化する.

海洋における昆虫の“海流分散による分布拡大”に対する新たなアプローチ 〜昆虫の海水耐性が遺伝的交流に与える影響と”浮遊分散”の可能性〜
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 15 陸の豊かさも守ろう

海流分散は、生物が海流に乗り漂着先で繁殖し生息地が広がることを指し、島嶼地域では他の分散方法に比べ、その頻度は高いと考えられ、生物相の成立考えるうえで重要な要素となる。しかし、既存の昆虫の海流分散に関する研究は、分子集団遺伝学的解析によるものばかりで他指標を用いて海流分散を示唆した研究は少ない。したがって、本研究では、海水耐性という新たな指標から昆虫の分布形成に対する海流の影響を評価する。

天然植物及びその廃棄物の再利用:皮膚保護に係わる生物活性評価と有効成分の単離
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

森林資源は、木、植物、動物、菌類などを含んでいて、地球上で最も豊富な資源の宝庫である。森林産物は、環境に優しい天然物として健康産業の主流になり、ますます多くの人に求められている。 先行研究で確立された生物活性評価システムとバイオアッセイ誘導分離法を用いると、天然植物から生物活性に優れた成分を迅速かつ効果的に見つけることができる。また、天然植物の一般的に使用されている部分だけでなく、廃棄されている部 [...]