陸の豊かさも守ろう

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日本産早生広葉樹チャンチンの材質と利用
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

チャンチン(Toona sinensis)は日本国産早生広葉樹の一種であり、樹幹の通直性が高く、成長が速くて短期間で材を得られ、木材表面模様がきれいなどの利点を有するため、有望な利用樹種の1つになる可能性があると見られている。しかし現在までは、チャンチンがほとんど未開発の状態とされておる。そこで本研究は、チャンチンの木材材質を調べ、樹幹内変動及び個体間の違いを明らかにし、チャンチン生材に適する乾燥 [...]

珪藻類Nitzschia paleaを用いた応用生態工学的な湖沼管理手法の開発に向けた基礎的研究
  • 工学府 都市環境システム工学専攻
  • 06 安全な水とトイレを世界中に
  • 15 陸の豊かさも守ろう

付着性珪藻Nitzschia paleaを利用した湖沼管理手法の開発に向けて基礎的な知見を得ることを目的とし, N. palea増殖生理特性及び優占する環境を創出するために水質, 照射光, 付着基質に着目した. その結果, 珪素の供給, 青色LEDの照射, 付着基質を設置することでN. paleaの増殖を促進させることができた. また, M. aeruginosaとの競争に対して青色LEDを照射す [...]

ガーナ南西部から復元する古原生代の深海底堆積環境
  • 理学府 地球惑星科学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 16 平和と公正をすべての人に

今から約22億年前に形成された地質体がガーナ南西部に分布する。この地質体は西アフリカに広く分布しBirimian帯と呼ばれる。私がBirimian帯で重要視するのは、約22億年前の海洋島弧火山列がプレートテクトニクスにより複数衝突して形成されたという点と、その過程で当時の火山島から海底までの地層が現在の陸上に表れている点である。さらにもう一つ重要な特徴は22億年前という時代背景であり、これは古原生 [...]

臨海部における地盤高と土壌環境が植栽樹木の生長に及ぼす影響について -博多港・北九州港緑地を事例として-
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう

臨海部の厳しい自然環境下に形成された緑地は、主に潮風による環境圧や土壌による植栽基盤などによって生育が不十分なものや枯死する樹木が発生し、最適な生育環境とはいえない。そのため、より良い生育環境の整備には多くの知見が必要である。 本研究は、臨海部における植栽樹木の生長要因として地盤高と土壌水分環境に着目し、福岡県の博多港・北九州港の緑地を研究対象地として樹木の植生・土壌調査、分析を行う。また、植栽基 [...]

漂着ゴミと海浜植物に着目して、海岸生態環境の回復に関する研究
  • 工学府 土木工学専攻
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

この研究は1)浸食、破壊、海水浴場開発などによる自然海岸の減少、2)生活、養殖、運輸等の経路を通じて直接的または間接的に自然環境に入る海ゴミによる深刻な汚染問題、3)乱獲、人為活動による海浜植物の減少の現状を踏まえて、1)漂着ゴミと海浜植物の分布関連性の研究、2)漂着プラスチックゴミの発生源の研究、3)海浜植物群落による砂丘微地形変化と漂着ゴミ捕捉効果の研究を行って、沿岸の生態環境を回復するSDG [...]

森林の人工林化による生物群集の変動が有剣ハチの食性ギルド構造に与える影響の解明
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 15 陸の豊かさも守ろう

森林の人工林化に伴う生物多様性の変化の評価の重要性が高まる中、餌資源が多岐にわたり生態系の構造を理解するうえで有用な指標である有剣ハチ群集の多様性変化の評価はいまだ不十分である。また、土壌動物を餌資源とする食性ギルドとそれ以外では人工林化の影響が異なる可能性がある。本研究では、①天然林とスギ人工林の有剣ハチ群集の種多様性を比較し②食性ギルドごとの種多様性変化パターンを解析し③炭素同位体を用いて有剣 [...]

ナナフシ卵寄生蜂の生態と関連形態に関する研究
  • 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

ナナフシ卵に寄生するセイボウ科寄生蜂を対象に,1. 両亜科の寄生行動と形態利用の比較,2. マイクロCTを用いた筋肉系の観察,3. GC/MSを用いた体表面炭化水素組成比の分析,4. 次世代シーケンサーを用いた種間関係の推定によってナナフシ卵寄生蜂の種分化機構および形態進化の解明を目指す. 1. では,カブトバチ類の頭部後方の形態や体毛の種類と密度などに着目し,ナナフシヤドリバチ亜科との寄生行動の [...]

蛍光プローブを用いた脂肪酸β酸化阻害剤の探索
  • 薬学府 臨床薬学専攻
  • 02 飢餓をゼロに
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう

脂肪酸β酸化は脂肪酸を分解する重要なエネルギー生産経路であり、β酸化の阻害剤は心疾患の治療薬として知られている。本研究では特に標的タンパク質と共有結合を形成することで長期間かつ強い薬効を示すコバレント阻害剤に着目し、β酸化に対する新しいコバレント阻害剤の開発を行った。独自の化合物ライブラリーを合成し、蛍光プローブを利用した生細胞でのスクリーニング系を新たに構築することで、新規β酸化阻害剤を開発する [...]