福祉施設を利用する障害者のWell-Being 向上につながる芸術活動を用いたワークショップのガイドラインデザイン 芸術工学府 芸術工学専攻 本研究は福祉施設を利用する障害者のWell-Being 向上に効果的な芸術ワークショップを、芸術の専門性を持たない職員でも実施できるようになるためのガイドラインを開発し、検証することを目的としています。 開発のプロセスは:「ワークショップのデザイン→ワークショップの効果検定→概念構成と提出→ワークショップの効果再検定→ガイドラインの構築」となっており、研究方法は混合研究法を用いております。 期待で [...]
上皮−間葉相互作用における細胞骨格ダイナミクスによる器官形成機構の解明 歯学府 歯学専攻 私たちの身体はさまざまな臓器で構成されており、それぞれがその機能に見合った特徴的な形態を持っている。臓器の “形 “を決定する要因については、これまで多くの議論がなされてきた。歯、毛髪、唾液腺などの器官は、上皮間葉相互作用によって形成されることが知られている。これらの器官は、発生のごく初期段階において、上皮が間充織に侵入する共通の「形」を持つことが知られている。われわれは、 [...]
神経発達症を招く⺟⼦免疫と胎盤-脳連関の基盤解明 医学系学府 医学専攻 近年、小児ADHDの増加に対し、母体アレルギーとの相関が注目されている。本研究では、母体アレルギー反応が胎児の神経発達に及ぼす影響と分子メカニズムを評価する。また、母子連関の最大の鍵である「胎盤」に着目することで、胎生期からの介入による神経発達症の「先制医療」確立と持続可能な社会への貢献を目指す。
副作用のない免疫抑制剤の開発 歯学府 歯学専攻 エナメル基質蛋白質の主成分であるアメロジェニンが核内移行しヒストン修飾を誘導することで、マクロファージによる抗原提示を抑制するという現象を先行研究で報告しました。本研究はアメロジェニンが免疫応答に与える影響およびそこに至るまでの分子メカニズムを解明するため、核内移行後のヒストン修飾における作用点の解明、また、人為的にアメロジェニンの活性増強が可能かを検証していきます。これらの結果をもって、アメロジ [...]
患者単位の診断記録を用いる診断基準を考慮した機械学習手法 システム情報科学府 情報理工学専攻 私は,医療画像集合に対する教師ラベル(患者単位の診断記録)」を用いた機械学習手法を提案する.医療画像診断では,一人の患者を診断するために,患者に対して複数の画像を撮像し,その画像集合を診断することで患者に対する診断結果を決定することがある.実臨床において,患者単位の診断結果は日常的に記録されるが,画像単位の診断結果が記録されることは多くない.従来研究では,画像単位の教師ラベルを用いて学習を行う機械 [...]
歯の発生におけるギャップ結合タンパクCx43の機能解析 歯学府 歯学専攻 コネキシン43(Cx43)はギャップ結合チャネルを形成する内在性膜タンパク質であり、細胞間輸送と細胞内シグナル伝達を介して器官形成を調節する。これまでの研究により、眼歯指異形成症(ODDD)はCx43 の変異に関与していることが報告されているが、Cx43 の歯胚発生における詳細な分子機構は未だ不明である。先行研究において他の臓器と比べて、歯胚の上皮及び間葉組織にコネキシンファミリーの発現を多く認め [...]
低分子化合物を用いた顎関節炎制御に関する研究 歯学府 歯学専攻 フルバスタチンを徐放性PLGAマイクロスフィアに封入し顎関節へ局所投与することで、関節リウマチ由来顎関節炎の疼痛と機能障害を抑え、副作用を低減する治療法を検証する研究である。CAIAモデルマウスを用いて予防・治療効果を評価し、スタチンの新たな作用機序と関節局所療法の可能性を探る。薬物送達技術、動物実験経験を強みに、免疫学・整形外科・AI解析などとの学際連携や企業との共同研究を通じ、臨床応用と患者Q [...]
光照射によって肝機能を誘導できる遺伝子改変HepG2細胞の作製と薬剤評価への応用 工学府 化学工学専攻 創薬における動物実験は種差や倫理面の課題があり、ヒト細胞を用いた評価モデルが切望されている。特に代謝の主座である肝機能の再現は重要である。本研究では、当研究室で樹立されている加温誘導に代わる簡便な手法として、植物由来のCRY2/CIB1を用いた光誘導型遺伝子発現システムを応用した。遺伝子改変HepG2細胞への光照射により肝機能誘導を試み、簡便な薬剤評価プラットフォームの構築を目的とする。