質の高い教育をみんなに

サイト内に 64 件の記事が見つかりました。 41 - 48件を表示)

留学生相談における援助要請のサービスギャップの解消に向けた臨床心理学的支援
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 10 人や国の不平等をなくそう

中国人留学生は在日生活に適応していく過程の中で様々なストレスを抱えていることが考えられ、援助を必要とする在日中国人留学生の援助要請をいかに促進するかという課題の解決が求められる。先行研究では、大学生の専門的心理的援助に対する態度/援助要請意図の心理的要因/社会的要因が多く挙げられる。本研究では、それを参考に、留学生相談における援助要請に関連する変数として成立するかどうか検討する。 (1)中国人留学 [...]

「シェンカー風理論を基礎的な音楽認知能力の育成に活かす教育実践研究」
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに

1.研究特色 (1)シェンカー風理論を基礎教育に応用する新たな方法の模索 従来から、シェンカー風理論を教育に取り入れることを目的とした研究はあるものの、実践への応用の前段階としての理論習得(楽曲分析等)を重視する傾向にあり、理論を習得した後に分析や実践応用へとアプローチをするのが一般的である。本研究では、後景から前景へと、音楽作品が創出されていく軌跡を順にたどってゆく構想に基づき(和田 2009) [...]

楕円Gauss和とTate-Shafarevich群について
  • 数理学府 数理学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

整数論における最も重要な未解決問題の一つにBirch and Swinnerton-Dyer予想(以下, BSD予想)と呼ばれるものがある. これはミレニアム未解決問題の一つである. これは, 代数体上定義された楕円曲線の階数という代数的な量と, 対応するL関数の1での零点の位数という解析的な量が等しいことを主張するものである. また, 楕円曲線にはTate-Shafarevich群(以下, TS [...]

1920〜1940年代上海における衛生運動 ——民衆教化の場としての学校に着目して——
  • 人間環境学府 教育システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに

本研究は、1920〜1940年代上海で展開されていた衛生運動(Hygiene Campaign)が、民衆に衛生知識・習慣を教化しようとした過程を、学校が衛生運動に関与した実態に注目しながら明らかにするものである。上海の市立小中学校の校長・教員・生徒が、衛生運動の実施中に掃除や講演などの活動に参加したことを分析することで、学校はいかに衛生運動に組み込まれたか、民衆教化のために学校は如何なる機能を果た [...]

体罰・暴力等の不適切なコーチングの解消に向けたカウンセリング的・セラピューティック態度の研究:コーチングの育成行動との比較から
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに

近年,本邦において発生した一連の不適切なコーチング事案(例:高校運動部の体罰,柔道女子日本代表の暴力事件)を受け,文部科学省副大臣の下に「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)」が設置され,同タスクフォース報告書内(2013)では,コーチング研究の推進とその知見の体系化及び共有化,国際的動向の情報収集と発信についての提言がなされた。加えて,文部科学省(2017;2018; [...]

植物への対話的かつ動的プロジェクションマッピング自動生成の大規模化
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 15 陸の豊かさも守ろう

広範囲における植物への動的プロジェクションマッピングの実現を目指す.プロジェクションマッピングは,立体物への映像投影を行う手法であるが,実現には膨大な労力を要する.また,動く対象への投影は特に困難で,実現手法は複数提案されているものの,事前の3D 情報や高価な機材が必要となり,クリエイターにとってハードルは高い.特に大量の葉などを投影対象とするプロジェクションマッヒ [...]

STEAM教育における興味の深化プロセスと自己調整の循環的段階モデルとの統合化
  • 人間環境学府 行動システム専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに

学習者の興味や学びへの自己調整の育成は重要な教育課題である。近年社会問題を解決するために,教科横断し,探究・創造活動を重視したSTEAM教育が注目され,興味の深化プロセスや自己調整学習が理論として有望である。本研究の目的としてSTEAM教育での学習プロセスにおける興味の深化と自己調整の循環的段階モデルの統合を図るために,量的,質的,介入研究といった多角的な研究を用いて明らかにする。

微分幾何学・特異点論~特徴的な部分から全体を知ろう~
  • 数理学府 数理学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

特異点とは簡単にいうと「他とは様子が違う箇所」のことを指します。そしてそれはしばしば、「尖った点」として数学的に現れます。尖った点は尖っていない点とは異なり、数学的に非常にデリケートな扱いが必要になることが知られています。それは、特異点の十分近くでは、従来から知られている幾何学的な量(曲率といった曲がり具合)が役に立たないことがほとんどであるからです。 微分幾何学では、古くから特異点が現れない曲面 [...]