日本の職場における元留学生社員の適応過程に関する研究 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 本研究では、日本で学業が修了した後に、日本企業に就職した元留学生社員の日本の職場における適応過程を、元留学生社員が就業の中で抱いた葛藤と葛藤解決方略の変化を可視化し、明らかにすることを目的に研究を行った。研究の結果、元留学生社員は、日本の就業で抱いた葛藤を、譲歩や妥協という方法で解決させる過程から、同じ職場の日本人上司からの支援を受けたり、自らの意識や行動を捉え直し、自分独自の方法を確立させること [...]
Research on the effects of distractions on information processing during online and on-demand remote learning 芸術工学府 芸術工学専攻 This research aim is to investigate whether and to what extent notification distractions affect students’ information processing of educational material online in real-time and during on-demand remote [...]
談話連結語“不过” “但是” “可是”と「でも」「けど」「しかし」の手続き的意味について―関連性理論からのアプローチ― 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 辞書や教科書において意味の類似する談話連結語“不过” “但是” “可是”と「でも」「けど」「しかし」の談話連結語、いわゆる接続詞の解説は不明瞭である。それらの違いについて対照研究は記述的な方法論により意味や形式などが明らかになっている。しかし発話の意味は文脈依存的であるため文脈を考慮に入れた意味を明確にするために、発話解釈の観点から談話連結語が含まれている発話が聞き手によってどのような認知的プロセ [...]
Development of a risk score model for poor academic performance in Japanese university students based on lifestyle risk factors 人間環境学府 行動システム専攻 本研究は、大学1年生から4年間の前向き追跡研究を用いて、成績不良に影響する生活習慣パターンを検討し、成績不良のリスク低減に寄与する生活習慣の予測モデルを構築する。大学生の将来的な学業不振のリスクを低減させる生活パターンを解明できれば、生活習慣への包括的な早期介入が可能となる。このことは、若年層の良質な生活習慣の獲得によって、中高年期の生活習慣病の発症予防にもつながるかもしれない。
Multipotent Cells Can Be Generated From Somatic Cells By Exo-Ribosomes システム生命科学府 システム生命科学専攻 体細胞を幹細胞に変換するセルラー・リプログラミングは、再生医療に革命をもたらしたが、リボソームを介した多能性はこの分野に新しいモデルを導入した。リボソームは高分子複合体であるため、翻訳機能が注目されていますが、細胞分化、発生、癌など、リボソーム以外の機能も報告されている。 2018年、太田博士のグループは、体細胞にリボソームを組み込むと多能性にリプログラミングされ、3胚葉由来の細胞に分化できること [...]
福岡市における子育て支援政策のアーバン・ガバナンス —子どもの貧困問題に着目して— 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 経営都市的な性格と福祉的な方針を併せ持つ福岡市の子育て政策のあり方と子育て環境の実情を、子どもの貧困や貧困による児童虐待に焦点をあてながら、文献調査および福岡市や関連団体への聞き取り調査を実施して研究する。本研究は、都市の経営的な性格を分析してきた先行研究の延長上に位置し、その射程を福祉政策にまで広げたものと言える。福岡市政の福祉政策を論じることは、資本主義的な成長を追求しながら如何にして福祉政策 [...]
ルソーの宗教教育論:18世紀フランスにおける宗教観の変容と近代的教育観の創造 人文科学府 言語・文学専攻 本研究は,18世紀フランスの大作家ジャン=ジャック・ルソーの教育論において,当時ヨーロッパで支配的であったキリスト教の権威と子どもの教育の関係がどのように論じられているのかを明らかにする。従来,文学の分野はルソーの宗教観に注目し,教育学の分野はルソーの教育観に注目して各々研究を行ってきた。本研究は,文学と教育学の両分野を横断的に研究することで,これまで光をあてられてこなかったルソーの宗教教育論の特 [...]
現実世界のモノに投影される意味がワーキングメモリに与える影響 人間環境学府 行動システム専攻 本研究では現実世界のモノに投影される意味情報が視覚性ワーキングメモリに対して与える影響について検討することを目的とする。近年,オブジェクトに意味情報が含まれる場合にはオブジェクトの記憶が容易になることが報告されている。本研究ではこうしたモノ単体の意味情報から議論を拡張し,ヒトとモノやモノ同士の関係によって生じる意味がワーキングメモリに与える影響を明らかにし,より現実に即したワーキングメモリモデルを [...]