多⽂化クラスによる異⽂化受容態度の変容要因に関する研究 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 大学コミュニティでは文化差や価値観の違いにより、留学生と日本人学生の交流が円滑に進まないことがある。その改善策として多文化クラスが導入されているが、異文化受容態度の変容過程や要因に関する実証的研究は不十分である。本研究では、多文化クラスに参加する留学生を対象に、異文化受容態度の変容とその要因を明らかにすることを目的とし、アンケートとインタビュー調査を通じて質的・量的に分析する。
共創を生み出す図書館のラーニングコモンズに関する研究 芸術工学府 デザインストラテジー専攻 本研究では、ラーニングコモンズを3つの異なる方面から再定義する。最下層では、文献調査、ケーススタディ、アンケート調査により、大学における図書館の内部空間として定義されるラーニングコモンズに対し、異なる背景を持つユーザーのニーズーを収集し、さまざまなサービス(ワンストップを含む)を整える空間パターンを抽出する。その後、中間層では、キャンパス内のユーザーに学際的なコミュニティを提供する全体的な図書館を [...]
名画とユーザーの個別色彩スタイルを融合したAIベース配色提案システムの研究 芸術工学府 芸術工学専攻 本研究では、名画の色彩特徴とユーザー自身が好きな色彩スタイルを組み合わせたAIベースの配色提案システムを開発する予定です。現在、デザイナーやアーティスト、ファッション業界の専門家にとって、配色の重要性は非常に高いですが、市場に存在する自動配色ツールは、ランダム性や論理的根拠の不足が課題となっています。この点を解決するために、私たちは芸術的な要素を取り入れた個別化された配色提案の開発を目指しています [...]
慣習的オノマトペ表現がない非言語音の言語化方略とその発達的変化 人間環境学府 行動システム専攻 母語の音韻体系への適応を明らかにするために、博士課程における研究では、子どもが非言語音を言語音で模倣する際に使用する言語化方略を比較する際に、養育者による言語化場面を観察することで、子ども自身の言語化に養育者の影響が見られるのか検討する。各参加者は非言語音を聞き、それらに対する言語化が求められた。養育者の言語化場面を観察した後、再度子どもの言語化が、どの程度養育者の使用した言語化方略と類似するかを [...]
ACTの心理的柔軟性に基づく現象学的質的研究法の確立 人間環境学府 教育システム専攻 本研究は、臨床教育学(Clinical Pedagogy)の立場から個性記述的な現象学的質的研究法の確立を目指すものである。現象学の「経験のあらわれ」と、経験に対する「関係の仕方」の分析をとおして、教育をはじめとする人間形成の諸領域に応用可能な、スピリチュアルな経験の位相を含むより深い人間理解を目的とする。 本研究では、文脈的行動科学(Contextual Behavioral Science)に [...]
周りの環境が多言語話者に与える影響に関する脳波の基礎研究 システム生命科学府 システム生命科学専攻 第1言語(L1)習得後、3歳以降に第2言語(L2)および第3言語(L3)を学び習得した多言語話者は、L2やL3よりL1に高い親密度を示すことが知られています。親密度は、外国で生活していた年数によっても変わってきます。本研究の目的は、中国語をL1、日本語と英語をL2とL3(逆もあり)とする多言語話者に対し、日本で生活していた年数の違いによるL1、L2の記憶のしやすさの違いと脳活動との関連を明らかにす [...]
幕府儒者古賀家から見る学問所・情報ネットワーク 人文科学府 歴史空間論専攻 本研究では、江戸幕府直轄の教育機関・昌平坂学問所(以下「学問所」)で儒者を務めた古賀家に着目し、幕府組織内・外の双方において学問所儒者が果たした役割を明らかにする。 大学頭を世襲した林家を除き、複数代に亘って学問所儒者を務めたのは古賀家(精里・侗庵・茶渓)のみであり、その活動は学問所成立から幕府崩壊までのほぼ全ての時期と重なる。よって、彼らを分析材料とすることで、従来ほとんど明らかにされてこな [...]
デジタルゲームによるメンタルヘルスの予防および支援システムの開発 ―アプリケーションによる自殺予防教育およびセルフケア― 人間環境学府 人間共生システム専攻 本研究は若者の自殺問題に対して,“デジタルゲーム”を活用した「自殺予防教育」と「心のセルフケア」のプログラムを開発・効果検証するものである。 筆者が先行する臨床心理学の研究知見を理論的な基盤としつつゲームを開発・効果検証し,教育現場に導入しやすいデジタル媒体で「自殺予防教育」や「心のセルフケア」を提供する。 将来的には企業との共同開発・省庁や自治体との連携・社会人への適用を視野に入れている。