QUALITY EDUCATION

MD&Aにおける将来志向情報の有用性
  • Department of Economic Systems, Graduate School of Economics
  • 01 NO POVERTY
  • 02 ZERO HUNGER
  • 03 GOOD HEALTH AND WELL-BEING
  • 04 QUALITY EDUCATION
  • 05 GENDER EQUALITY
  • 16 PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS
  • 17 PARTNERSHIPS FOR THE GOALS

従来、会計学においては会計数値を用いた分析が主流であったが、企業の開示書類には財務諸表などの会計数値だけでなく、「経営者による討議と分析(management discussion and analysis: MD&A)」が収録されている。このMD&Aは文字による記述情報であるが、それがどの程度、財務情報(業績情報)を補完し、投資意思決定などに有用であるのかは十分に解明されていない [...]

未災者を対象とした災害伝承アート教材・カリキュラム開発
  • Department of Design, Graduate School of Design
  • 04 QUALITY EDUCATION
  • 11 SUSTAINABLE CITIES AND COMMUNITIES

本研究の目的は自然災害を経験したことのない未災者を対象として、アートを通した災害伝承の教材・カリキュラムを開発し、地域社会における持続的な災害伝承を実現することである。具体的には、東日本大震災から10年が経過した宮城県をフィールドに、美術、音楽、演劇等による伝承活動を定性的に評価し、ボトムアップで理論を生成し、その結果をもとに伝承活動を行う団体や芸術家との協働で新たな教材・カリキュラムを開発する。

福岡県柳川市方言の総合的記述:文法書・辞書・談話資料の作成
  • Department of Linguistics and Literature, Graduate School of Humanities
  • 04 QUALITY EDUCATION
  • 10 REDUCED INEQUALITIES

日本各地の方言は消滅の危機に瀕しており,早急な記録保存が望まれる。消滅危機言語の体系の総合的な記録には,文法を記録する文法書,語彙を記録する辞書,言語の運用を記録する談話資料という「3点セット」が必要になる。申請者は,消滅危機方言の一つである福岡県柳川市方言の3点セットを作成し,記録する。現時点で3点セットの形で記録された方言は1つもなく,本研究は消滅危機対応型の方言研究の先駆けと位置付けられる。

経頭蓋電気刺激による 語処理の神経基盤の解明
  • Department of Linguistics and Literature, Graduate School of Humanities
  • 04 QUALITY EDUCATION
  • 16 PEACE, JUSTICE AND STRONG INSTITUTIONS

本研究は、語の構造や意味理解に伴う脳活動と語処理の神経基盤の因果関係の解明を目的とする。神経言語学の研究では、脳活動の解析から言語処理と脳活動の関係 (相関関係) の検証しかされてこず、これらの因果関係を証明できない問題があった。本研究では、脳活動を変調させる経頭蓋電気刺激を導入し、言語処理への影響を評価する。これにより、既存の研究ではアプローチできない脳活動と言語処理の因果関係の検証を試みる。