全固体リチウム金属電池における正極-電解質界面の改質 総合理工学府 総合理工学専攻 現在のリチウムイオン電池はエネルギー密度の限界に近づいており、より高容量なリチウム金属負極の導入が求められています。一方、従来の炭酸エステル系電解液は安全性に課題があるため、全固体電池の開発が注目されています。しかし、全固体電池では正極と固体電解質の界面における接触不良や低い導電性、電解質の酸化などが性能を制限しています。本研究では、コーティングおよび電解質中のリチウム塩が界面の電子・イオン伝導に [...]
都市中心部における立体的歩行ネットワークに関する研究 人間環境学府 都市共生デザイン専攻 多くの商業業務機能が集積する福岡市天神地区は、地上と地下との接続及び大規模商業施設群と施設間連絡通路による立体的な歩行動線ネットワークが構築された。本研究では先ず先行研究の制限や不足を考え、もっと完備性が高い立体歩行ネットワーク分析方法の提案により、天神地区の立体的歩行ネットワークにおける歩行行動との関係をもっと明らかにして、今後の整備計画に適用可能な評価方法を提案する。そして次の段階には、先行研 [...]
サイズ制約付き組合せ最適化問題に対する高速アルゴリズム設計 マス・フォア・イノベーション連係学府 これまで実施した研究は,幾つかの代表的なグラフ上のサイズ制約付き問題の一般化であるα-FCGPに対する,幾つかの高速アルゴリズムの設計,α-FCGPの自然な拡張として解に連結制限のある連結α-FCGP及びハイパーグラフ上への自然の一般化である FCHGPの提案とそれに対する幾つかの高速アルゴリズムの設計と困難性の証明,k-頂点被覆の一般化である容量付きk-頂点被覆の提案とそれに対するアルゴリズム設 [...]
デジタル時代における持続可能なツーリズムの展開と形成 ―インバウンド観光客の口コミサイトからみた役割と今後の展望― 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 オーバーツーリズムの進行により、観光の持続可能な発展が課題となる。訪日客の分散化と地域間の集客格差の是正が急務である。 本研究は観光客の口コミサイトを分析し、観光地への評価と訪問者数の関係を明らかにする。観光地へのイメージや期待の変化を解明した上、デジタルプラットフォーム中の口コミデータの分析結果が観光地の魅力再発見に寄与する。
人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療の騒音について研究 工学府 機械工学専攻 本研究は、人工肺とポンプを用いた体外循環回路(ECMO)を対象とし、血液ポンプによって発生する騒音問題に着目している。流体力学と医工学の知見を融合し、騒音発生のメカニズムを明らかにするとともに、CFD解析の活用を通じてポンプの構造を最適化し、低騒音かつ高い安全性を備えた無菌血液ポンプの開発を目指すものである。これにより、患者の治療環境の改善と臨床応用の促進を図る。
DASを用いた水蒸気噴火の要因となる浅部フラクチャー構造の解明 理学府 地球惑星科学専攻 本研究では、霧島火山硫黄山において、光ファイバーケーブルを用いたDAS(Distributed Acoustic Sensing)による超高密度な地震観測を実施する。水蒸気噴火の発生に関与する浅部構造の微細スケールでの解明を目指す。地表付近の亀裂形成や浅部熱水系同士の連動など、噴火を駆動する構造的要因に焦点を当てる。観測は、南火口および2018年に水蒸気噴火を起こした西火口を囲むように、えびの高原 [...]
20世紀欧米における東欧系ユダヤ移民とアナーキスト:移民史から越境者の交流史へ 人文科学府 歴史空間論専攻 近現代ヨーロッパ・アメリカ史を専門としています。特に移民やアナーキズム運動、社会運動について、国民国家という枠組みに捉われずに研究することに取り組んでいます。具体的には、19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したドイツ系アナーキストである、ルドルフ・ロッカー(Rudolf Rocker, 1873-1958)を分析軸として、彼と東欧系ユダヤ移民や、地域社会の労働者との交流について考察しています。こ [...]
臨海部における地盤高と土壌環境が植栽樹木の生長に及ぼす影響について -博多港・北九州港緑地を事例として- 芸術工学府 芸術工学専攻 臨海部の厳しい自然環境下に形成された緑地は、主に潮風による環境圧や土壌による植栽基盤などによって生育が不十分なものや枯死する樹木が発生し、最適な生育環境とはいえない。そのため、より良い生育環境の整備には多くの知見が必要である。 本研究は、臨海部における植栽樹木の生長要因として地盤高と土壌水分環境に着目し、福岡県の博多港・北九州港の緑地を研究対象地として樹木の植生・土壌調査、分析を行う。また、植栽基 [...]