産業と技術革新の基盤をつくろう

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研削材を用いた超高圧水混相流体による鋼素地表面処理の新技術開発と従来技術の課題ブレイクスルー
  • 工学府 土木工学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

重度の腐食損傷が一旦,生じると塗装塗替え前の鋼素地調整で腐食孔底部の塩類や腐食生成物を除去することは極めて困難になる.その結果,塗替え後の早期に進行性の早い塗膜下腐食が局部的に発生・進行する場合が多く,部材破断や構造物の崩壊に至った事例もある. 本研究では研削材を混入した超高圧水を拡散投射するための国内外初の混相流体ノズルを開発することで,ブラストなどの従来技術では蘇生困難な重度の腐食部材に対して [...]

微分幾何学・特異点論~特徴的な部分から全体を知ろう~
  • 数理学府 数理学専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

特異点とは簡単にいうと「他とは様子が違う箇所」のことを指します。そしてそれはしばしば、「尖った点」として数学的に現れます。尖った点は尖っていない点とは異なり、数学的に非常にデリケートな扱いが必要になることが知られています。それは、特異点の十分近くでは、従来から知られている幾何学的な量(曲率といった曲がり具合)が役に立たないことがほとんどであるからです。 微分幾何学では、古くから特異点が現れない曲面 [...]

新規極性配位高分子の開発と光応答型電子移動に基づく異方的多重機能の開拓
  • 理学府 化学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

高度情報化社会の構築に即した新型電子素子の開発には、構造および電子状態の多様性に富んだ分子ベースの物質を利用することが有効だと考えられる。当研究室ではこれまでに、光応答電子移動による分極制御が可能な分子を開発し、物性研究に新たな指針を与えてきた。このような分極制御に留まらず、光応答電子移動は様々な新規電子物性の開拓に繋がる可能性を秘めている。この電子移動が、磁気秩序・伝導性・極性構造が共存する分子 [...]

土着天敵活用技術の開発 ~ツマグロヨコバイ天敵卵寄生蜂分布モデルの作成~
  • 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

害虫の発育ステージの初期に働く卵寄生蜂は害虫を制御する天敵として重要だが,本邦では利用が少ない。これは核心利用技術,即ち適切なモデルが無いためである。本研究では,一連の研究成果から水田害虫ツマグロヨコバイ-天敵卵寄生蜂の関係性がモデル化に適していると考え,従来型アプローチである地域群集構造の解明を行いつつ,形態学,分類学,分子生物学に加え,気象学の知見をも導入し全国レベルの群集構造測モデルの構築と [...]

炭酸アパタイト製骨補填材が抜歯窩の口腔治癒に与える影響について
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

背景)骨が著しく不足している症例では骨造成が必要であり、骨補填材としては主に自家骨が用いられてきた。しかし、生体侵襲性や供給量の問題から現在では多くの症例で人工材料も選択されている。中でも近年開発された骨の主たる無機成分である炭酸アパタイト(CO3Ap)製骨補填材はその骨置換能の高さが注目されている。骨補填材については骨形成性、吸収性、骨置換性など骨に関する研究は数多く存在する。しかし、機能性や審 [...]