ギバード的表出主義に基づく包括的な意味論の構築とその哲学的意義の探求 人文科学府 人文基礎専攻 本研究は、ギバード的表出主義の理論的可能性を検討するとともに、哲学的問題を孕む様々な言語表現に対して表出主義の観点から意味論を構築し、その哲学的意義を探求することを目的とする。
進化生物学と進化倫理学を用いたヒトに共通の道徳基盤の解明 人文科学府 人文基礎専攻 本研究は進化生物学と進化倫理学を基盤にヒトに共通の道徳基盤を解明することを目的とする。さらにその結果から多文化間の道徳観の違いなどに起因する衝突への対応策の導出を目指す。 進化倫理学とは、道徳心は進化の結果生じたという生物学的研究を基に倫理について考察する倫理学の一分野ある。しかし当該分野は同時に、生物学との乖離も指摘されており、結果として未だ進化論と道徳の関係について結論をだせていない。 本研究 [...]
江戸後期における漢詩の日本化についての研究 人文科学府 言語・文学専攻 本研究は、江戸後期の性霊派詩人によって鼓吹された性霊詩風がもたらした、一般的な現象としての「漢詩の日本化」を究明するものである。十八世紀中頃、徂徠学の隆盛に伴い、中国の詩文を模倣する詩風は日本の詩壇を席巻するようになった。性霊派の詩人たちは、徂徠一門の模倣主義を批判しながら、多くの日本的要素がある漢詩を詠じた。本研究では、性霊派の紀行詩・和歌題漢詩・題画詩・田園詩などを検討し、江戸後期における「漢 [...]