熱プラズマを用いて金属ドープセラミックナノ粒子の合成 工学府 化学工学専攻 セラミック材料は、優れた熱安定性、高い誘電率、および低い製造コストにより、多くの注目を集めている。したがって、セラミック材料は、水分解触媒、コンデンサ、集積回路の拡散障壁など、多くの分野で広く応用されている。金属をドーピングすると、機械的特性、光学的特性、触媒性能が向上すると報告されている。高周波誘導熱プラズマは、他の方法に比べて一段階合成であり、急冷速度が速いため、理想的な合成方法と認められてい [...]
水素エネルギーを組み込んだ総合エネルギーシステムに対するマルチタイムスケール最適管理手法 人間環境学府 空間システム専攻 現在のエネルギーシステムでは、カーボンニュートラルの実現に向けて大きな変革が発生しています。水素、バイオマス、再生可能エネルギーなど新たなエネルギー源が、従来の化石燃料に代わって導入されます。再生可能エネルギーの高い導入率に伴う変動性に対応するため、エネルギー貯蔵設備の導入が進められ、より安定かつ信頼性の高いエネルギー供給が可能となっています。マイクログリッドに組み込まれたコージェネレーション(C [...]
チタン系バイポーラプレートの炭素改質機構と特性評価 工学府 機械工学専攻 本研究では、生物質熱解由来の気相産物を炭素源とし、Ni触媒で腐食に強い炭素コーティングを作製、固体バイオチャーをCO₂吸着材として再利用します。SPRINGプロジェクトでは、バイオチャー電極を用いたSSAシステムの性能向上を目指し、電気化学特性の最適化によって吸着容量と速度を改善します。材料合成や構造評価、電気化学測定の専門性を活かし、学際的連携を通じてカーボンニュートラルに貢献します。
エネルギー、産業と交通の改革を背景とした環境政策に関する研究 人間環境学府 都市共生デザイン専攻 環境汚染を緩和する政策手法の強さおよび効果を如何に評価するか。本研究は、時系列解析を用い、豊かさを表す一人当たりGDP、産業構造を表す第2次産業のシェア、エネルギー構造を表す石炭のシェア、環境汚染度と政策強度との関係を明確し、長期的にも短期的にも独立変数を分析し、未来の変化も予測できる。更に空間モデルをもって、政策に起因する地域間依存関係も分析する。
汚染蓄積量を考慮する国際環境協定 経済学府 経済工学専攻 現実に基づくと、汚染を処理する自然な能力は、世界の汚染排出の増加に追いついておらず、これが時間とともに汚染物質の蓄積を招き、逆効果をもたらす可能性がある。これまでに多くの国際的な環境協定が設立されているが、その多くは目標達成に成功していることはない。一般的に、研究者たちは国際的な環境協定における署名国の自己強制を強調し、時間の経過を考慮していない静的モデルに焦点を当てている。本論文では、CO2排出 [...]
二酸化炭素吸収再生システム中熱交換器圧力変化の計算と性能に影響評価 総合理工学府 総合理工学専攻 二酸化炭素吸収再生システムでは、吸収塔から出た富液が再生塔に入る前に貧液と熱交換を行い、温度を上昇させることで再生効果の向上を目指しています。しかし、富液が熱交換器内で温度上昇する過程で再生反応が進行し、二酸化炭素ガスが放出される可能性があります。この放出されたガスにより、熱交換器内の圧力が上昇し、流体の流動や熱交換効率に影響を及ぼします。また、二酸化炭素の析出は熱を一部吸収するため、熱交換効率が [...]
ポルフィセンコバルト錯体の 配位子還元を用いた触媒系の開発 工学府 物質創造工学専攻 人工色素ポルフィセンを配位子として利用することにより、「ポルフィセンコバルト錯体の配位子還元を用いた触媒系の開発」に取り組んでいます。「ポルフィリン」の構造異性体の一つである「ポルフィセン」を酸化還元活性配位子として利用することにより、中心金属ではなく、配位子の還元体を活性種とする触媒的①脱ハロゲン化反応、②水素発生反応の開発に成功しました。今後の展開では、③二酸化炭素還元反応への応用も目指して研 [...]
九州における外来侵入樹種ナンキンハゼ(Triadica sebifera)の分布と利用 生物資源環境科学府 環境農学専攻 国際的な貿易拡大により、植物の外来種による侵入が世界中で増加し、生物多様性の喪失、生態系の変化、在来木材生産への悪影響が生じている。外来生物は拡散速度が速く、表現型可塑性により駆除が困難である。日本では気候変動やシカの個体数増加が森林への侵入を加速させており、特に一部の外来種はシカに食べられず拡散しやすいため、九州地方でも分布拡大が確認されている。 本研究は、九州における外来侵入樹種ナンキンハゼ( [...]