珪藻類Nitzschia paleaを用いた応用生態工学的な湖沼管理手法の開発に向けた基礎的研究 工学府 都市環境システム工学専攻 付着性珪藻Nitzschia paleaを利用した湖沼管理手法の開発に向けて基礎的な知見を得ることを目的とし, N. palea増殖生理特性及び優占する環境を創出するために水質, 照射光, 付着基質に着目した. その結果, 珪素の供給, 青色LEDの照射, 付着基質を設置することでN. paleaの増殖を促進させることができた. また, M. aeruginosaとの競争に対して青色LEDを照射す [...]
廃水からの六価クロム除去のためのゼロ価マンガンナノコンポジットの合成 総合理工学府 総合理工学専攻 メッキ、なめし、⾃動⾞産業では、有害な六価クロム(Cr(VI))を含む酸性排⽔が多量に発⽣し、災害時に流出して⼟壌や⽔質を汚染する恐れがあります。⽇本の環境省は2020年4⽉、飲料⽔中のクロムの上限を0.02 mg/Lに引き下げ、Cr(VI)を毒性の低いCr(III)に還元する必要性が⾼まりました。還元剤としてFe(II)塩やゼロ価鉄(nZVI)が有望視されていますが、pH調整や凝集などの課題があ [...]
純水製造のための濾過処理装置の開発と設計に関する研究 工学府 船舶海洋工学専攻 エネルギー分野での脱炭素化の取組の一つとして、再生可能エネルギーである洋上風車等の電力を用いた水素製造が挙げられる。その際、水素製造に用いられる純水を淡水からの製造に頼ることは、限りある水資源を他の淡水利用者と競合し、水資源の枯渇にもつながるため、これまで研究室において開発してきた濾過処理技術を応用し、水素製造のための純水を海水から製造することを提案する。 RO膜は現在、経験的な知見からのみ運用さ [...]
RF熱プラズマを用いた四環素(テトラサイクリン)吸着のためのCuO活性化米殻バイオチャー 複合体の合成 工学府 化学工学専攻 米殻の野焼き処理は、東アジアにおける重要な環境問題であり、CO₂、PM₂.₅、非晶質SiO₂を放出します。同時に、一般的な抗生物質であるテトラサイクリン(Tc)が廃水を通じて環境中に放出され、淡水生態系における抗菌剤耐性の原因となっています。従来の処理方法である膜ろ過や高度酸化法は、Tcを効果的に除去することが難しく、エネルギー使用を最小限に抑えつつ、資源回収を最大化することができません。私の博士 [...]
仏領インドシナにおける公衆衛生史 −コーチシナの感染症対策に着目して− 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻 グローバル化が進展している現代、国境を越えるヒトやモノ、カネ、情報の流れが増大し、世界はテロ、麻薬や武器の取引、人身取引などの越境犯罪、感染症など、国や地域の境界を越えて人々の安全や生命を脅かす課題に直面している。特に感染症は医学が発展した現代においても人類の脅威となっていることは、新型コロナウイルス感染症の流行などからも明らかである。 西洋で科学としての医学が発達し始める時期は、同じく西洋による [...]
担持貴金属触媒を用いた毒性金属含有排水処理プロセスに関する研究 工学府 化学工学専攻 本研究ではこれまでに廃水中からのヒ素の除去を目的として,亜ヒ酸の水中酸化について研究を行い,固体白金触媒が亜ヒ酸酸化に極めて有効であることを示すとともに,その反応機構を明らかにすることができた.今後は,マンガンの水中酸化ヒセレンの水中還元を二つの柱として取り上げ,固体触媒の有効性を調べ,その反応機構を解明する.マンガン酸化ではヒ素酸化との違いに焦点を当てて,固体触媒の有効性を原理的に明らかにする. [...]