つくる責任つかう責任

田園回帰現象のみられる過疎地における空き家と移住の関係の研究 – 瀬戸内海離島集落での実証調査の分析
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 08 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

日本では人口減少と地方から都市への人口流出が続いている一方で、都市と地方を行き来する「田園回帰」現象が注目され始めている。対象地である男木島では集落のほぼ半分を空き家が占めているが、2014年頃から移住増加が始まり、2022年では人口の30%以上を移住者が占め、過疎化高齢化による集落の空洞化を防いでいる。このように、空き家が田園回帰の資源となっている地域は全国では限定的にしか報告されていない。そこ [...]

The Legal Protection of Plant Genetic Resources and Related Plant Breeders’ Rights Application in Egypt: Confronting Multinational Seed Companies’ Practices
  • 法学府 法政理論専攻
  • 02 飢餓をゼロに
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 08 働きがいも経済成長も
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう

Protecting our Plant Genetic Resources (PGRs) is a priority to protect our food resources, all the fields need to cooperate together in order to make a strong protective system for these resources. Le [...]

がん関連認知障害に対する漢方由来成分の有効性に対する基礎研究
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任

がんは日本人の死因の第一位である。近年、がんの治療成績は長足の進歩を遂げているが、がんに関連した認知機能障害 Cancer-Related Cognitive Impairment (CRCI) の研究は遅れている。CRCIは集中力の低下や記憶障害、不安や抑うつなどが特徴であり、がん患者の半数以上に認められる。本研究では、がん細胞株を移植したCRCIモデルマウスに、漢方の有効成分の一種である配糖体 [...]

共創を生み出す図書館のラーニングコモンズに関する研究
  • 芸術工学府 デザインストラテジー専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究では、ラーニングコモンズを3つの異なる方面から再定義する。最下層では、文献調査、ケーススタディ、アンケート調査により、大学における図書館の内部空間として定義されるラーニングコモンズに対し、異なる背景を持つユーザーのニーズーを収集し、さまざまなサービス(ワンストップを含む)を整える空間パターンを抽出する。その後、中間層では、キャンパス内のユーザーに学際的なコミュニティを提供する全体的な図書館を [...]

生物模倣工学の建築展開構造物への適用可能性に関する研究
  • 人間環境学府 空間システム専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を

  私は、建築分野において平坦な状態から展開を可能とする構造物(以下、展開構造物とする)の研究を行ってきた。展開構造物には、平坦な状態で事前に組み立てることで現場までの運搬性能の向上や、立ち上げ施工時の施工性の向上などのメリットがある。世界全体でSDGsが重視される中で、これらのメリットから被災地に対する仮設テントの支援や、エネルギーコストの低減といった問題解決の糸口になる研究と位置づけられる。し [...]

アクティブ可食コーティングによる青果物の鮮度保持:天然抗菌成分の抗菌持続性制御
  • 生物資源環境科学府 環境農学専攻
  • 02 飢餓をゼロに
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 14 海の豊かさを守ろう

本研究では,骨格素材としてゼラチンやデンプン等のポリマーを利用し,これにガス・水分透過性や微生物増殖を制御する油脂や精油成分等を組み合わせて添加することで機能性を付加し,青果物の貯蔵・流通中の品質保持を可能にする持続的な抗菌効果を持つ可食コーティング新素材の開発を行う.各種素材が構成する複雑な微細空間マトリックスの構造と,それが抗菌成分の挙動や青果物の貯蔵性にどう影響しているかを知ることが本研究の [...]