初等中等教育のコンピテンシー導入に関する日中比較~教科外活動を中心に~ 人間環境学府 教育システム専攻 本研究は、コンピテンシー概念がアジア諸国の初等・中等教育段階に展開していくうえで、教科外活動の位置づけと役割がいかに変化していくのかを明らかにするための日中比較研究である。 具体的には、共通性のある日中両国の教育改革を対象とし、その過程における理念・政策・実践の実態と変容を相互作用的、総合的なアプローチによって解明し、異文化間教育実践というレンズを通して往還的な省察に基づいて比較分析を行う。
環渤海地域における漢墓の研究―陶器を中心に― 人文科学府 歴史空間論専攻 漢代における環渤海地域は漢王朝の領域の境に位置する。環渤海交易圏とその延長に、三韓や弥生時代後半期の北部九州との交易環境が存在したと考えられるのである。環渤海地域の漢墓は、遼東・膠東および楽浪に地域区分され、各地域の間の共通性と独自性が注目されてきた。 本研究では、遼東地域・膠東地域・楽浪地域という環渤海地域における漢墓の墓葬制と副葬陶器の型式学的分析を通じて、各地域の漢墓編年を再構築し、地域性と [...]
変動する地域におけるまちづくり活動の論理と展開――大学移転に直面する箱崎地域から 人間環境学府 人間共生システム専攻 大学移転や跡地の再開発計画などといった地域構造の大きな変容に直面するなかで様々な活動が生まれている福岡市東区箱崎地域を事例として、流動化社会における地域社会への意味づけや新たな連帯の構築について考える。地域の様々な構成基盤の大きな変化に直面していく中で、自分たちの暮らす地域のアイデンティティや歴史、文化などを捉え直し、再構成していくようなまちづくり活動の論理を明らかにすることで、流動化社会のなかで [...]