エネルギーをみんなにそしてクリーンに

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Development of Carbazole Dendrimers with Luminescent Radical Core
  • 総合理工学府 量子プロセス理工学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

発光ラジカルを有機ELの発光層として用いることで100%の励起子利用効率が実現出来るため注目されている。しかし、安定性などの問題点があり実用化には至っていない。嵩高いデンドロンの導入により、ラジカルを電子的、立体的に安定化することで課題であった安定性を解決できると考えた。本研究では発光ラジカルをコアするカルバゾールデンドリマーの合成とその発光特性を報告する。

局所力源で駆動された非平衡ソフトマターの巨視的物性の解明
  • 理学府 物理学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

コロイド、細胞などの「ソフトマター」は要素間の結合が弱いため、微小な力が系のダイナミクスを大きく決める。近年、生体物質による揺らぎで、細胞内部の巨視的な物性が変化することが解明され、局所ダイナミクスとそれにより誘起される巨視的応答を理解する重要性が認識され始めている。本研究では、外場応答性粒子を用いて揺らぎを制御し、揺らぎと誘起される構造との関係を解明し、高効率な外場応答性複合材料の創生を目指す。

分子内への分極状態導入による一重項-三重項逆転の実現
  • 工学府 応用化学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

分子の励起三重項(T1)状態は、励起一重項(S1)状態に比べて1,000倍以上長い励起寿命をもつ。励起状態の長寿命性は、非発光性の励起子消滅過程を誘発し、発光効率の低下を招く。従って、高効率な発光が必要な有機LEDでは、T1からS1状態への素早い変換により、励起子消滅過程を抑制できる分子が切望されている。2022年に報告されたHzFETX2は、S1準位がT1準位よりも低く、負のエネルギー差(ΔES [...]

混合ガス雰囲気の熱プラズマにおける二次元温度場可視化手法の確立
  • 工学府 化学工学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

熱プラズマは10 kKを超える高温,高化学活性,急冷可能といった特長を有しており,溶接,溶射,廃棄物処理やナノ粒子合成などに応用されている.熱プラズマの温度は輸送現象や化学反応に影響を与える重要なパラメータである.高速度カメラは優れた時空間特性を有しており,複雑に変化する熱プラズマを観測するのに非常に有用なツールとなっている.しかし,高速度カメラを用いた温度計測手法にはプラズマからの連続光により誤 [...]