Anamika Dattaさん (システム生命科学府)の論文が Cellsにアクセプトされました。おめでとうございます!
著者名
Anamika Datta, Arif Istiaq, 田村 茂彦, 太田 訓正
所属学府
システム生命科学府 幹細胞生物学部門
論文タイトル
Bacterial Ribosomes Induce Plasticity in Mouse Adult Fibroblasts
細菌リボソームがマウス成体線維芽細胞の可塑性を誘導
要約
細菌リボソームの組み込みは、体細胞やがん細胞において多能性を誘導し、細胞系列の転換をもたらすことが報告されている。我々は、トリプシン処理したマウス成体線維芽細胞(MAF)に細菌リボソームを組み込むと、強い陽性アルカリホスファターゼ染色性を示すリボソーム誘導細胞クラスター(RICs)が形成されることを観察した。in vitroの分化条件下で、RICs-MAFは脂肪細胞、骨芽細胞、軟骨細胞に分化した。また、RICs-MAFは神経細胞にも分化した。さらに、RICs-MAFは細胞死を起こすことなく、初期老化マーカーを発現した。驚くべきことに、Oct4、Nanog、Sox2などのような有名な幹細胞マーカーの顕著な発現は観察されなかった。その後のRNAシークエンシングデータから、RICs-MAFでは希少な多能性関連マーカー、すなわちDnmt3l、Sox5、Tbx3、Cdc73が発現し、内因性リボソームの状態が濃縮されていることが明らかになった。これらの観察から、RICs-MAFは系統転換の際に非正規の多能性状態を経験した可能性が示唆された。以上のことから、多系統転換に適したMAFのエキソ・リボソームを介した可塑的状態というユニークなアプローチが報告された。
ジャーナル名
Cells (MDPI)
Anamikaさんからの喜びの声
私たちの最新の論文では、細菌リボソームをマウス細胞に組み込むと、驚くべき細胞系統変換が引き起こされることが示されています。これらの細胞は、脂肪、骨、軟骨、さらには神経細胞など、複数の細胞タイプになる能力を獲得します。このユニークな状態は一般的な幹細胞とは異なり、細胞再生療法に刺激的な可能性をもたらします。ご興味のある方は、下記のリンクをチェックしてみてください。
※論文タイトル、要約、喜びの声は、英語原文からの自動翻訳です