アフマド クアシム アクバルさん(工学府)の論文がGeosciences誌にアクセプトされました。
おめでとうございます!
著者名
アフマド クアシム アクバル・三谷 泰浩・中西 隆之介・本田 博之・谷口 寿俊
所属学府
工学府 土木工学専攻
論文タイトル
Development of a New Method for Debris Flow Runout Assessment in 0-Order Catchments: A Case Study of the Otoishi River Basin
0次流域における土石流の流出方向評価のための新手法の開発:乙石川流域の事例研究
要約
土石流は、山岳地域において重大なリスクをもたらす急速で破壊的な地すべりです。本研究では、0次流域から堆積域への土砂輸送に焦点を当て、土石流の力学をシミュレーションする新しいアルゴリズムを提示しています。このアルゴリズムは、土石流の軌跡と堆積モデリングの精度を高めるために、D8流線法と調整可能な摩擦係数を統合しています。その性能は、2017年7月の降雨による土石流の影響を受けた乙石川流域の3つの実例と、2016年の熊本地震による阿蘇大橋地すべりについて評価されました。
本研究では、多様な摩擦係数を利用することで、土石流の挙動の変化を効果的に捉え、流体のような状態からより粘性のある状態へと推移しました。シミュレーション結果では、土石流の経路と堆積地域の予測精度が88.9%であることが示され、土石流の流動力学を制御する摩擦係数の重要な役割が強調されました。さらに、モンテカルロ(MC)シミュレーションにより、0次流域内の重要な滑り面の特定が強化され、土石流発生源の検出精度が向上しました。この研究は、土石流の危険性とリスク軽減戦略に関する貴重な洞察を提供しています。現実のシナリオをシミュレーションするアルゴリズムの有効性が実証されたことで、災害リスク評価および防止の枠組みへの統合の可能性が強調されました。危険の特定と予測のための信頼性の高いツールを提供することで、この研究は災害対策の積極的な取り組みを支援し、土石流災害の起こりやすい地域における持続可能な開発の目標と一致しています。
ジャーナル名
Geosciences
関連するSDGs
SDGs 9(産業と技術革新の基盤を作ろう)、11(住み続けられるまちづくりを)、13(気候変動に具体的な対策を)、15(陸の豊かさも守ろう)
喜びの声
本研究では、0次流域における適用を想定し、土石流のモデリングとリスク評価を向上させる革新的なアルゴリズムを導入しています。モンテカルロ・シミュレーションと改良されたD8流動方向法を統合することで、土石流の経路と堆積域の予測精度を高め、実例研究によりその有効性を検証しました。その結果、土砂災害の危険性が高い地域における災害リスクの低減と持続可能な管理を支援する本アプローチの可能性が強調されました。
図11(a~c):土石流の発生源から堆積域までの土石流の動き:

(a)摩擦係数0.0001を適用し、 (b) 摩擦係数0.5を適用し、
発生源から2mの土石が移動 発生源から2mの土石が移動

(c) 摩擦係数0.9を適用し、
発生源から2mの土石が移動
* 論文タイトル、要約、喜びの声、図表のキャプションは、英語原文からの自動翻訳です。