RESEARCH MIRAI-SDGs研究一覧

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μ3-O 混合原子価三核結晶性分子材料における分極スイッチング
  • 理学府 化学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

分極制御物質は、高密度メモリや小型電子デバイスへの応用が期待されており、注目を集めている。素子の小型化を目指し、外場応答型分極制御が可能な結晶性分子材料の開発を検討する。本研究では、混合原子価Fe三核錯体における電子の局在-非局在化の相転移現象を操り電気的性質を制御することを目的とする。外部刺激により一つの鉄イオンにおいてのみ電子が局在することが予想され、結果として構造対象性を破り分極の発現が期待 [...]

吸着脱着現象を用いた空調システムに関する研究
  • 総合理工学府 総合理工学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 13 気候変動に具体的な対策を

近年,産業の発達と共に大気汚染や地球温暖化といった環境問題が重要な課題となってきた.こういった問題の解決策の一つに,吸着脱着現象を用いた空調システムの普及拡大が注目されている.吸着過程は,吸着剤の固体表面と吸着質分子の相互作用であり,吸着式ヒートポンプは吸着脱着過程での熱移動を利用した冷暖房や冷凍サイクルなどの空調システムである.産業現場から排出される排熱や自然エネルギーなど100度以下の低温エネ [...]

マイクロギャップ離開に起因するインプラント周囲骨吸収のメカニズムの解明と抑制法の確立
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

インプラント補綴おいて、適切にコントロールされた咬合が付与されていない場合、機能負荷開始後、早期に過度な応力により周囲骨が吸収する症例が問題となる。撤去後の所見からこの骨吸収には感染の影響も少なからず含まれているが、力と感染の相関は未だ明らかになっていない。 今回の実験ではインプラント周囲の骨吸収を惹起する感染に大きな影響を与えると言われている「マイクロギャップ」に注目した。荷重による金属のひずみ [...]

ニワトリ砂嚢平滑筋の細胞系譜の解明
  • 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 12 つくる責任つかう責任

平滑筋組織は、血管、消化管、気管、泌尿器管等の中膜に位置し、緩やかな収縮、弛緩のサイクルや弾性を維持することで管内を通る物質の運搬に寄与する。しかし、平滑筋組織が恒常性を維持できず、上記の機能を喪失することがある。これは、当該分野の大きな問題点の一つであり、代表例にアテローム性動脈硬化症と呼ばれる慢性進行性炎症性疾患が挙げられる。これは、世界中で主要な死因の一つである。よって、平滑筋組織の恒常性を [...]

体罰・暴力等の不適切なコーチングの解消に向けたカウンセリング的・セラピューティック態度の研究:コーチングの育成行動との比較から
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに

近年,本邦において発生した一連の不適切なコーチング事案(例:高校運動部の体罰,柔道女子日本代表の暴力事件)を受け,文部科学省副大臣の下に「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)」が設置され,同タスクフォース報告書内(2013)では,コーチング研究の推進とその知見の体系化及び共有化,国際的動向の情報収集と発信についての提言がなされた。加えて,文部科学省(2017;2018; [...]

内受容感覚に着目した大学生の不完全感による強迫的な行動への心理学的支援の開発
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

大学生の強迫的な行動が不適応につながるとされており(福田,2007),強迫的な行動の中でも特に,不完全感と呼ばれる感覚現象によって強迫的な行動が引き起こされる場合,介入が難しいことが指摘されている。そのため,本研究では内受容感覚と呼ばれる身体内部感覚に着目することで,不完全感によって生じる強迫的な行動への新たな支援の開発を目指す。

ミクログリアを介した樹状突起スパイン形成と統合失調症の関係
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

1. 研究背景と目的/Research Background and Purpose ミクログリアには大きく分けてラミファイド型・M1型・M2型という3種類のサブタイプがあることが知られており、ラミファイド型は静止型ミクログリア、M1型・M2型はまとめて活性化型ミクログリアと呼ばれる。炎症性のM1型・抗炎症性のM2型は神経細胞がダメージを受けたときなどの病態時に変化する状態とされており、貪食やサイ [...]

アジアにおけるTOD(公共交通指向型開発)とサステイナブルシティに関する研究
  • 芸術工学府 芸術工学専攻
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

世界の都市は、持続可能な開発を管理・計画上の大きな目標として取り入れている。米国で提唱されたTransit-oriented Development(TOD)は、近年アジアでも注目され、持続可能な都市開発のための有効な計画戦略として台頭してきた。本研究では、アジア3カ国の都市を代表例として、TOD理論における地域計画の役割に焦点を当て、持続可能な開発における長期的な都市交通・土地利用問題を解決する [...]