着床前・出生前診断の結果に基づいた子どもの選択に関する倫理学的分析
- 人文科学府 人文基礎専攻
医療技術の進歩は、私たちの健康に大きな恩恵をもたらしてきた。例えば、着床前・出生前検査技術の進歩により、生まれる子どもに障害があるかどうか早期に診断可能となった。これにより、障害のある胚の廃棄や、障害のある胎児の人工妊娠中絶によって、障害のある子どもを産まないという選択肢が生まれた。しかし、こうした選択が倫理的に許容されるかどうかについては賛否両論あり、これまで多くの議論がなされてきた。本研究では [...]
研究キーワード
- 生命倫理学
- 出生前診断
- 着床前診断
- 胚選択
- 選択的人工妊娠中絶