RESEARCH MIRAI-SDGs研究一覧

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血清Lipopolysaccharide-binding protein値とメタボリックシンドローム発症との関連:久山町研究
  • 歯学府 歯学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

Metabolic syndrome(MetS)は、糖尿病や心血管病に関連する複数の危険因子が集積する状態であり、背景にインスリン抵抗性や軽度の慢性炎症が存在すると考えられている。近年、低濃度のLipopolysaccharide(LPS)血症が炎症を惹起し、インスリン抵抗性や肥満の病態に関与することが注目されているが低濃度のLPS血症とMetS発症に関して検討した前向き追跡研究は少ない。本研究で [...]

ジョン・エヴァレット・ミレイの対作品:同時代の受容に関する研究
  • 人文科学府 人文基礎専攻
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 16 平和と公正をすべての人に

本研究では、19世紀の英国美術を代表する画家ジョン・エヴァレット・ミレイ(Sir John Everett Millais, 1829–96)の絵画について、二枚の絵で構成される対作品という形式に着目し、同時代の展示と批評から対作品の受容を検討している。ミレイが画業を通して制作した対作品は、画家自身の構想力による二つの画面によって観者の鑑賞体験をより豊かにしたことに加え、コレクターの購買意欲を刺激 [...]

大規模数値シミュレーションによる銀河宇宙線の太陽圏侵入・輸送過程の研究
  • 総合理工学府 総合理工学専攻
  • 07 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 13 気候変動に具体的な対策を

太陽圏は地球へやってくる宇宙線に大きな影響を与える。だが、太陽圏は太陽系よりもはるかに大きい構造を有しているため観測が難しく、その基本的な構造や宇宙線に対する影響の理解は進んでいない。本研究では、圏外からやってくる宇宙線の中でも、特にエネルギーの高い銀河宇宙線の侵入・輸送過程に注目し、太陽圏がどのように寄与するのか、大規模な数値シミュレーションにより調査している。

留学生相談における援助要請のサービスギャップの解消に向けた臨床心理学的支援
  • 人間環境学府 人間共生システム専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 04 質の高い教育をみんなに
  • 10 人や国の不平等をなくそう

中国人留学生は在日生活に適応していく過程の中で様々なストレスを抱えていることが考えられ、援助を必要とする在日中国人留学生の援助要請をいかに促進するかという課題の解決が求められる。先行研究では、大学生の専門的心理的援助に対する態度/援助要請意図の心理的要因/社会的要因が多く挙げられる。本研究では、それを参考に、留学生相談における援助要請に関連する変数として成立するかどうか検討する。 (1)中国人留学 [...]

内因性遺伝子発現系による最適な肝硬変治療条件の解明
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

肝硬変は肝不全や肝癌発症へと繋がる重篤な肝疾患である。肝硬変に対する根治療法は肝移植のみであり、有効な新規治療法の開発が求められている。近年、肝硬変モデルマウスの肝臓に対する特定遺伝子の発現誘導により、治療効果が得られることが報告された。しかし、最適な治療条件は不明であり、臨床応用には至っていない。本研究は、内因性に遺伝子を発現誘導できるノックインマウスを作製し遺伝子発現による治療効果を正確に評価 [...]

骨髄由来抑制細胞に着目した胃癌免疫抑制環境の解明
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

胃癌は癌死因の世界第3位であり、罹患率・死亡数は依然として高い。近年、免疫チェックポイント阻害薬は癌治療に革命をもたらし、切除不能・再発胃癌に対しても標準治療になったが、その約60%で病勢を制御できず、胃癌の治療抵抗性の克服は重要な課題である。近年、腫瘍免疫微小環境 (TIME)の解明が進んでおり、制御性T細胞や骨髄由来抑制細胞 (MDSC)が抗腫瘍機能をもつ T細胞の機能を低下させると報告されて [...]

光誘起電子移動を鍵とする芳香族アミンの炭素-窒素結合切断を伴う官能基化反応の開発
  • 総合理工学府 物質理工学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任

芳香族アミンは染料等の原料として豊富に存在するため、その炭素-窒素結合の切断を伴う官能基化反応は有用な合成手法である。しかし、芳香族炭素-窒素結合は一般的に強固であるため、その切断を伴う官能基化反応の開発は難しい。そこで、本研究では光誘起電子移動を利用することにより芳香族炭素-窒素結合の切断を伴う官能基化反応の開発を行う。すでにボリル化反応の開発に成功し、その反応機構解明に着手している。今後は、芳 [...]