RESEARCH MIRAI-SDGs研究一覧

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アンビデントアントラセンを利用したイプチセンの合成
  • 総合理工学府 総合理工学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12 つくる責任つかう責任

イプチセンは、プロペラ型分子であるトリプチセンを始めとするバレレン骨格を持つ芳香族分子の総称である。著者らは最近、電子豊富なアントラノキシドとベンザインとのDiels-Alder反応を用いたトリプチセンの効率合成法を見出した。本研究では、分子内にアントラノキシド部位とベンザイン部位が共存する「アンビデントアントラセン等価体」を利用したイプチセンの合成法の開発を目的とする。

人工核酸工学を応用したMCM8-9阻害剤の開発
  • 薬学府 創薬科学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

本研究では、新規抗がん剤として有望なMCM8-9阻害剤を創出する。細胞にとって特に重篤なDNA損傷の一つとしてDNA二重鎖切断 (DSB)が知られている。DSBの少なくとも一部は相同組換え (HR)を介して修復され、HRを効率的に行うためにMCM8-9ヘリカーゼが機能することが知られている。近年、MCM8-9を発現抑制することで数種の抗がん剤の効果ががん細胞選択的に高まることや、一部のがんの増殖や [...]

長江下流域の新石器時代晩期の良渚文化におけるジェンダー観からみた社会構造
  • 人文科学府 歴史空間論専攻
  • 05 ジェンダー平等を実現しよう

本研究では、ジェンダーの問題について、現代に至る女性蔑視の問題の出現過程と、社会発展への影響を明らかにすることから、問題の根本的解決の方法を模索できるのではないかと考え、研究フィールドである東アジアの新石器時代の考古学の立場から新たな視点を提供することを目的としている。 約5300年前の新石器時代晩期に、中国大陸の長江下流域沿岸部に展開した良渚文化では、大型の墳丘墓が営まれ、その墓主に限って玉製祭 [...]

六方晶チタンにおける室温変形のひずみ速度依存性
  • 総合理工学府 物質理工学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を

構造金属材料に着目をした力学特性の研究を行っています。構造金属材料では、強度と延性が重要視されていますが、使用環境下に応じて適切な耐久性が求められます。近年、この耐久性に加え燃費性能向上のため軽量化が行われています。そのため、鉄鋼材料と同等の耐久性で、比重の軽いチタンに注目が高まっています。 チタンは飛行機や自動車などの輸送機器として使用されているため、様々な変形速度での力学応答を評価する必要があ [...]

数値解析と機械学習を融合した外挿予測可能なリアルタイムエミュレータの構築
  • 工学府 土木工学専攻
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

地球規模での気候変動により,「100年確率の豪雨」の年間日数が過去50年間で急増しており,豪雨災害の頻発化・激甚化に歯止めが効かなくなりつつある.本研究では,高詳細・高確度 な河川氾濫解析(数値解析)をリアルタイム化(機械学習)する技術を開発することで,住民の迅速な避難指示・救助活動に資する.これにより,豪雨災害による人的・物的被害を大幅に低減することを目標とする.

仏領インドシナにおける公衆衛生史 −コーチシナの感染症対策に着目して−
  • 地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を
  • 06 安全な水とトイレを世界中に

グローバル化が進展している現代、国境を越えるヒトやモノ、カネ、情報の流れが増大し、世界はテロ、麻薬や武器の取引、人身取引などの越境犯罪、感染症など、国や地域の境界を越えて人々の安全や生命を脅かす課題に直面している。特に感染症は医学が発展した現代においても人類の脅威となっていることは、新型コロナウイルス感染症の流行などからも明らかである。 西洋で科学としての医学が発達し始める時期は、同じく西洋による [...]

省略構文に関する統語的・意味的研究と自然言語処理への応用
  • 人文科学府 言語・文学専攻
  • 09 産業と技術革新の基盤をつくろう

統語論は、「音/文字」と「意味」をつなぐ計算システムであり、これが「言葉の理解」の根幹をなしている。本研究は語と語をつなぐ規則(統語規則)と意味解釈の両方から「音/文字」が現れていないにもかかわらず、その「意味」が解釈されうる省略現象にアプローチし、「言葉の理解」を説明できる分析の提案を行い、その知見を持って自然言語処理が抱える「意味」の問題の解決に取り組むことを目的とする。

筋萎縮性側索硬化症における疾患特異的制御性T細胞の探索
  • 医学系学府 医学専攻
  • 03 すべての人に健康と福祉を

筋萎縮性側索硬化症 (ALS)は、予後不良の神経変性疾患であり、未だに顕著な効果を示した治療 薬がなく、新たな治療ターゲットの発見が求められている。現在ALSの病態への免疫細胞の関与が指摘されており、免疫反応を抑制する制御性 T 細胞 (Treg)は、 ALS モデルマウスやALS患者の神経症状を軽減させることが知られている。しかし、全身性の免疫抑制など重篤な副作用も見られたため、現状実用化にはま [...]