光渦発生のための回折格子集積型インクジェットプリントマイクロディスクアレイの研究 システム情報科学府 電気電子工学専攻 回折格子を集積した導波路結合インクジェットマイクロディスクアレイに異なるモードがあってOAMを運ぶ光渦ビームを発生することです。これにより、量子情報処理、光情報通信分野などの応用に大きく貢献することが期待されます。
不活性炭素-炭素結合切断反応の開発 薬学府 創薬科学専攻 炭素−炭素結合切断反応は、有機化合物の炭素骨格を変換可能であるものの、結合エネルギーが高いため,活性化するには炭素−水素結合の官能基化より困難であった。炭素−炭素結合切断反応の代表的な利用例として、様々な化学および立体選択的反 応で利用されている 2-アシルイミダゾールの変換反応が挙げられる。しかし、通常 2-アシル イミダゾールの炭素−炭素結合を切断するには、メチル化試薬でイミ [...]
森林の人工林化による生物群集の変動が有剣ハチの食性ギルド構造に与える影響の解明 生物資源環境科学府 環境農学専攻 森林の人工林化に伴う生物多様性の変化の評価の重要性が高まる中、餌資源が多岐にわたり生態系の構造を理解するうえで有用な指標である有剣ハチ群集の多様性変化の評価はいまだ不十分である。また、土壌動物を餌資源とする食性ギルドとそれ以外では人工林化の影響が異なる可能性がある。本研究では、①天然林とスギ人工林の有剣ハチ群集の種多様性を比較し②食性ギルドごとの種多様性変化パターンを解析し③炭素同位体を用いて有剣 [...]
代数体のキャリバー・簡約イデアルの個数について 数理学府 数理学専攻 キャリバーは、整数論における古典的な対象である二次無理数や連分数展開の理論を背景に持っています。二次無理数とは二次方程式の解であるような無理数のことです。連分数展開とは、ある実数を、幾重にも重ねた分数の形で表す方法のことです。ここで顕著な結果としては、二次無理数を連分数展開すると、(無限の)繰り返し部分をもつということです。この繰り返し部分に着目することで、無限個ある二次無理数を有限個のグループに [...]
がんクロマチン環境における転写終結破綻機構の解明 医学系学府 医学専攻 近年の大規模転写産物解析から、タンパク質コード遺伝子数(~20,000種)を遥かに超える~100,000種類の非コードRNA(noncoding RNA, ncRNA)が検出され、それらの機能が盛んに解析されてきた。その中で、ncRNA自体だけでなく、ncRNAが転写されることの生物学的重要性がわかってきた。興味深いことに、特定のがん患者にみられる遺伝子変異を有する細胞では、転写終結が効率的に行わ [...]
糖尿病ー認知症連関を遮断する食機能リスクヘッジ戦略 生物資源環境科学府 生命機能科学専攻 疫学研究により糖尿病と認知症には高い相関が認められ、糖尿病が重大なリスファクターであることが強く示唆されている。一方で、糖尿病–認知症発症相関を遮断し、認知症を未病段階で予防・改善しようとする食機能学的アプローチはない。本研究では未病段階での血糖値の管理(糖尿病の予防や改善)ならびに認知症増悪因子の制御のアプローチとして全身系を正に制御し得るAdipoRアゴニスト食品成分に着目し、糖尿病をリスクフ [...]
哲学的行為論における「接続問題」の新たな解決策の研究 人文科学府 人文基礎専攻 私たちの「行為」とそれに関連する「意図」について哲学的に研究している。 これまで行為は「意図によって引き起こされる身体動作」と考えられてきた。ここで意図は、命題的な、文章に似た形式を持つとされる。この特徴によって意図は、行為を引き起こす実践的な推論の内に現れることができる。しかし近年、この意図と行為についての理解は単純すぎると指摘されている。意図はただ行為を引き起こすだけでなく、継続してコントロー [...]
ナナフシ卵寄生蜂の生態と関連形態に関する研究 生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 ナナフシ卵に寄生するセイボウ科寄生蜂を対象に,1. 両亜科の寄生行動と形態利用の比較,2. マイクロCTを用いた筋肉系の観察,3. GC/MSを用いた体表面炭化水素組成比の分析,4. 次世代シーケンサーを用いた種間関係の推定によってナナフシ卵寄生蜂の種分化機構および形態進化の解明を目指す. 1. では,カブトバチ類の頭部後方の形態や体毛の種類と密度などに着目し,ナナフシヤドリバチ亜科との寄生行動の [...]