EUにおける金融市場統合・通貨統合の深化に向けた制度改革と課題 経済学府 経済システム専攻 本研究は、EUの市場統合・通貨統合の過渡期に進められる、資本市場同盟(CMU)やリテール決済市場統合、新型コロナ危機対応策といったEUの制度改革に着目する。一連の制度改革は市場統合および経済通貨統合(EMU)の深化をどのようにして果たすのか、そして、どのようにしてEUの実体経済に影響をもたらすのか検討することで、一連の制度改革の市場統合・EMUでの位置付けを明らかにし、金融・通貨統合の論理の体系化 [...]
住宅リフォーム政策が住宅のライフサイクルにおけるCO2排出量に与える影響 経済学府 経済システム専攻 住宅・建築物分野は日本のエネルギー消費量の約3割を占め、CO2削減が急務である。現行の政策では、新築住宅の省エネ水準引き上げによる運用時のCO2削減が主軸となっている。一方、現行の政策で比較的言及が少ない住宅の長寿命化は、新築着工を抑制し建築時のCO2削減が可能である。しかし、住宅の長寿命化の現実的手段である既存住宅のリフォームが、住宅寿命やライフサイクルCO2に与える影響は明らかになっていない。 [...]
社会構造の変化を考慮した,若年層への移住支援金制度の研究 経済学府 経済工学専攻 東京一極集中と地方の生産年齢人口の減少が深刻化する中,特に若年層への移住支援強化が急務とされている.しかし,現行の移住支援金制度は,移動者のライフサイクルや働き方による移住コストの違いを反映していない.本研究では,集計データを用いた人口移動の構造の分析,国勢調査ミクロデータによる個人属性・移住タイプ別コストの定量化,および因果推論による現行政策の評価を行う.これらを通じ,より効果的な支援制度のあり [...]
がん関連認知機能障害におけるサイトカインとオリゴデンドロサイトの役割の解明と、植物由来有効成分の探索 医学系学府 医学専攻 がん関連認知機能障害cancer-related cognitive impairment (CRCI) は、がん患者の半数以上に認められる、記憶障害や不安、抑うつを症状とする認知機能障害である。CRCIはがん治療前の患者にも認められており、がん自体の影響が考慮されている。本研究では、がん細胞株を移植したCRCIモデルマウスを用いて、がんから放出されるサイトカインや認知機能との関連が報告されている [...]
輸送障壁中の短波長揺動について 総合理工学府 総合理工学専攻 クリーンな次世代主要電源の候補として,核融合発電は精力的に研究が行われている.極めて高温のプラズマを燃料として用いるため,炉内では磁場を使ってプラズマを閉じ込めている.高温・高密度のプラズマを閉じ込めることにより,密度や温度の分布では空間不均一性が生じる.この空間不均一性に起因する乱流揺動は粒子や熱を磁場のカゴから漏出させてしまうことが知られている.これが核融合研究の大問題である「閉じ込め悪化」と [...]
中国企業による株式取引停止、支払方法と合併·買収に関する研究 経済学府 経済工学専攻 本研究の目的は、中国における株取引の停止と支払い方法が M&A のパフォーマンスに及ぼす影響 を分析することである。
関節軟骨表層の細胞外マトリックス由来高分子による潤滑メカニズムを模倣した機能性表面の創出 工学府 機械工学専攻 関節軟骨の極めて低い摩擦現象には軟骨表層に存在する細胞外マトリックスが寄与している.このメカニズムを解明するために,細胞外マトリックスを有する軟骨組織の物理モデルを作製し摩擦低減効果を摩擦試験により評価する.さらに,軟骨表層の摩擦挙動を記述する数理モデルにより表面特性を支配するECMの物理パラメータを抽出し, 関節軟骨を模倣した機能性表面の設計指針の提案を目指す.