玉城力さん(芸術工学府)の論文が日本建築学会大会(関東)学術講演会での研究発表梗概集にアクセプトされました。
おめでとうございます!
著者名
玉城 力, 田上 健一
所属学府
芸術工学府
論文タイトル
戦後の沖縄における建築物への木材利用政策の変遷
要約
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律(以下、公共建築物等木材利用促進法)」は、2021年6月に「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(都市の木造化推進法)」へと発展的に改正され、法律の対象が「公共建築物」から「建築物一般」に拡大されました。”公共建築物の木造化”は今後の木材利用促進の上で重要性が高まると考えられますが、2012年以降の沖縄県では、主要構造部に木造を採用した県整備の公共建築物は1棟も存在しません(沖縄県土木建築部施設建築課が毎年発行する『営繕のあゆみ』の工事記録による)。
「公共建築物等木材利用促進法」及び「都市の木造化促進法」は全国的に一定の成果を上げているものの、地域によって木材利用促進の傾向は異なり、沖縄県においては地域特性を踏まえた木材利用政策の導入が求められていると考えられます。本研究においては、戦後の沖縄における建築物への木材利用政策の歴史と現状を、文献・資料調査によって把握し、各政策施策後の乏しい実効性が明らかとなりました。今後は建築物への木材利用政策の実効性に関して、生産・流通・技術等の多面的な観点から詳細な調査分析が必要だと考えられます。
ジャーナル名
日本建築学会大会学術講演梗概集
関連するSDGs
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう、11. 住み続けられるまちづくりを、12. つくる責任 つかう責任、13. 気候変動に具体的な対策を
玉城さんからの喜びの声
建築学における建築計画・建築設計を専門分野としており、「沖縄における中大規模木造建築物の生産システム構築に関する建築設計方法論」と題した研究を行っています。この度、2024年度日本建築学会大会(関東)学術講演会での研究発表梗概がアクセプトされました。
講演番号:5586
部門:建築計画
セッション名:法・制度・リスク
セッション開催日:8月29日(木)
セッション開催時間:15:04〜15:52
博士後期課程での研究活動と並行して、沖縄を拠点とする建築設計事務所を主宰し、研究内容に関連する建築設計活動にも取り組んでいます。
08/20/2024 Update
この度、沖縄県の研究機関である「亜熱帯森林・林業研究会」の研究発表会にて、口頭発表を行うことが正式に公表されました。研究成果を地域社会へ早期に還元できればと常々考えており、このような研究発表の機会を頂けたことを非常に嬉しく思っています。
「令和6年度 亜熱帯森林・林業研究会 研究発表会」
開催日時: 令和6年8月30日(金) 10:45~16:10 (10:00 受付開始)
開催場所:沖縄県教職員共済会館八汐荘 1階 屋良ホール (沖縄県那覇市松尾 1-6-1)
オンライン情報:遠隔地等会員を考慮し、Zoomミーティングによるオンライン併用 (Zoomミーティングへの参加は 10:30 から可能)