Research Achievements 研究業績

佐伯 拓海さん(芸術工学府)の論文がLeonardo誌にアクセプトされました

佐伯 拓海さん(芸術工学府)の論文がLeonardo誌にアクセプトされました。
おめでとうございます!


著者名
佐伯 拓海・増田 展大・城 一裕

所属学府
芸術工学府 芸術工学専攻

論文タイトル
Deliberate Maladjustment by Microorganisms: A Medium for Images or Luminous Bacteria
微生物によるわざと調整しないこと:A Medium for Images or Luminous Bacteriaイメージあるいは発光細菌のための媒体/培地

要約
本稿では、筆者らの制作した2つの作品A Medium for Images or Luminous Bacteria‘イ’ (1926) by BioLuminescent Bacteriaを通し、“わざと調整しない(deliberately maladjusted)”(Vasulka, 1970) という言葉の新たな意義を、微生物による画像処理と結びつけることで明らかにする。“わざと調整しない”こととは、 1970年代のビデオアートにおける、当時支配的なメディアであったテレビジョンに対する物理的な介入のもつ批評性を表した言葉である。これらとは対照的に、現代のコンピューターによる画像処理は、デジタル計算とディスプレイにうまく調整された(well-adjustedな)方法で、様々な視覚メディアをシミュレートし、操作する。著者たちは、生きた存在や微生物を用いた画像処理の歴史的過程を再考し、”わざと調整しない”作品の可能性の拡張を試みる。

ジャーナル名
Leonardo

関連するSDGs
SDGs 9 (産業と技術革新の基盤をつくろう)
SDGs 14 (海の豊かさを守ろう)

喜びの声
芸術工学府D2の佐伯です。私は生物発光細菌による作品制作をベースに、その意義を分野横断的に考察しています。
この度論文が採択されたのでの報告致します。
この論文では、過去のビデオアーティストを私の作品と結びつけ、現代のデジタルコンピュータによるイメージに対する批評的意義を考察しています。
正式な出版は12月ですが、ウェブではすでに公開されており、九大のアカウント経由で閲覧できます。
人生初のジャーナルへのアクセプトで嬉しいです。

関連リンク
K-SPRING 2023年4月生 佐伯 拓海さん(芸術工学府)
制作した作品:
A Medium for Images or Luminous Bacteria (2022)