未来創造コースには、300名を超える多彩な学生が在籍しています。
「PICK UP!」 では、ユニークな活動をおこなう学生に焦点をあて、学生自らの視点で自己の実績・活動を紹介してまいります。
第6回目は、人文科学府の王 自強さん(D2)さんです。
研究と作家活動―現実と虚構のあわい―
私は学部時代、作家を志望していました。無数の静寂な夜に、一行一行の詩や小説の場面を執筆用紙に次々と書き留めました。これまでに、20万字以上の作品を書いてきましたが、その中には約200首の詩と10数篇の中短編小説が含まれています。これらの作品の一部は、『作家』、『参花』、『中国首部微信詩選』や『東風里有歌』などの文学雑誌や文学作品集に掲載されました。また、「中国短編小説コンクール」や「全球華語大学生短詩コンクール」などでも受賞しました。
創作の際には、文学部の授業で学んだ文学作品の分析に関する知識をよく活用し、自分の小説のキャラクターの心理を推し量ったり、詩の言葉を吟味したりしています。創作活動をしていく中で、文学研究の魅力を次第に理解し、4年前に日本に渡って九州大学大学院での研究生活を始めました。文学研究は既存の資料をもとにし、論理的な考証と理性的な表現を重視しますが、文学創作は想像力と虚構によるものです。日常の研究に従事しながらも、常に文学創作を続け、自らの理性と感性を磨き続けています。
百年前、中国近代文学の代表作家の一人である郭沫若は九州大学に留学中、多くの優れた作品を創作しました。これからは、郭沫若のように、九州大学での留学期間中にこの土地から文学創作のインスピレーションを得て、より優れた作品を書くことを目指しています。